2020年 12月28日 カルダノ Zoom オンラインミートアップ内容まとめ

※コミュニティ主催のミートアップで、私なりに内容をまとめさせて頂いた内容となります、ご了承ください🙇‍♂️

ミートアップアンバサダーの宮武俊明さん主催、

その他、6名のアンバサダーとEmurgo所属、YOROIメイン開発者であるセバスチャンさんをお招きして、開催されたZoomミートアップでの内容などをまとめさせて頂きました :blush:

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・Cardano Hub(Cardanoを通して、様々な人たちを繋いでいく)を機能させたい、盛り上げたい。

これまでは、ADAホルダー(投資家)のためのミートアップがメインだったが、開発者、起業家、未来のある学生さんにも知って頂く、興味を持って頂けるような活動をしていきたい。

EmurgoのCardano開発リーダー、セバスチャンさんが、Cardanoと関わってる会社を作って、Cardanoエコシステムを、コミュニティを発展させる事ができればと、京都から東京に引っ越し、

1月中旬には、DC spark(火花を起こすように分散化を促進させたい。)という合同会社を立ち上げる予定。

引き続き、Emurgoに所属し、今までと同様の業務をこなしながらなので、金銭的、時間的に割けるリソースは限られていて、また株式会社として利益追及するものでもないのですが、

catalyst提案(必要なものがまだ沢山あり、提案も通りやすいし、協力もしやすいので、マーケティング関係よりも、開発関係が有り難い。)を通して、Cardanoに貢献したいと思ってくれる方は、こちらからも協力できる可能性や、合同会社に所属して頂くこともできるので、ぜひ声をかけて(セバスチャンさんへ)欲しい。

スマートコントラクトを使って何かしたい人(ハスケル言語に対する理解が必要)でもいいですが、それだけではなく、ハスケル言語などを知らなくても、一般的な言語を知っているだけでも出来るものあるので、ぜひ相談して欲しい。

技術者を一番集めたいとは思っているが、法人を立てるとビザを発行もでき、日本に興味のある海外の人を誘致もできるので、そこまで心配されなくても大丈夫だが、日本で開発者が出てきてくれたら嬉しい。

ブロックチェーンが必要、得意な分野などが分からないという方は、Catalyst提案をご覧になられると良くわかると思う。

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2020年 一大ニュース

やはり「ステーキング」の開始。

中央集権で開発されていたものが、非中央集権に移行していくというのは、歴史的な素晴らしい出来事。

一般的にシステム移行には、何らかのシステムエラーやトラブル起こる事がほとんどだが、不安定になる事もなく、スムーズに移行された。

セバスチャンさんは開発に忙しくて、喜びつつも、汗をかきながら頑張ってコードなどを書いていた(一同感謝)

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2021年 注目すべきこと

・完全な分散化

ステーキングは開始され、完全分散化への道を歩んでいるが、厳密に言うと、まだ今までの中央集権(Byron時代)へ戻す事ができる状態であり、Shelley(分散化)への完全移行は、2020年の3月を予定されているため、完全な分散化が完了するのはとても楽しみ!

(分散化の度合い(現在68%)は、ダイダロスウォレットでのステーキングの情報の項目でも、ご確認頂けます。)

・k(理想的な分散化指数)=1000への変更

12月6日をもって、k=500に変更になり、1つのプールにおける飽和点が約6400万ADAとなり、超えると報酬低下も始まりましたが、さらに半分ほどになり、より分散化が促進される予定です。

・曲線型のa0パラメーター導入案

お金持ちほど儲かるシステムにならず、よりバランスが取れるように、活発な議論がなされています。

・IOGによる、ステークプールの支援。

IOG(Input Output Global)の保有しているADAを、Cardanoにより貢献してくれるであろうステークプールに委任し、より分散化やCardanoプロジェクトの価値向上に寄与していく。

・ステークプールノード構築における、各オペレーターノードとのネットワーク接続の自動化

今は、各自がどこに繋ぐかを設定しているが、自動的にどこが効率が良いか判断してくれて、システムが繫いでくれる、これが来年起きる予定。

・ウロボロスクロノス構想(時計の分散化)

時計サービスを提供しているプロトコルがあり、現在は、そこから情報を吸い上げているが、そこ(単一のリソース)に頼らずにCardanoチェーンが動作し、乱れることのないようにしたい。

・1つのウォレットで複数プール委任

今は、複数のプールに委任したい場合は、ウォレットを複数に分ける必要があるが、1つのウォレットで複数のプールに委任できるようになる予定。

・チャールズ・ホスキンソンからの、2025年までのロードマップ公表!

・Basho期(スケーラビリティの改良)

Ouroboros Hydraが実装されれば、理論上では、毎秒100万件の取引が実現となり、グローバルな支払いシステムレベルに到達するが、来年以降の進捗を期待している。

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まとめ

日本はADAホルダーさん、コミュニティにご参加下さっている方々も非常に多いので、今後は一歩進んで、開発者や起業家の方々にも広く知って頂く、ご参加して頂く機会を作ったり、Catalyst提案(Cardano関係事業資金調達)を促進して、より日本のコミュニティを盛り上げていきたい。

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今年もあと僅かとなりますね! :blush:
Cardano開発者の皆様、コミュニティの皆様、大変お世話になりました!
私としては、コミュニティの皆様からの暖かいコメントやメッセージ、お気遣いにも、とても支えて頂いた一年でした…

来年も微力ながら、Cardano、コミュニティの皆様のお役に立てますよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します!:bowing_man:‍♂
Cardanoコミュニティの皆様にとって、より良い一年となりますよう、心より願っております!

記事作成者

内野 雄太(「FUN」「FUN1」ステークプール運営、アンバサダー「モデレーター」)
メインアンバサダー活動場所:Facebookカルダノ日本コミュニティ

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