預けないADAのステーキングが簡単で安心安全な理由と、取引所など第三者に預ける事の3つのリスクとは?

預けないADAのステーキングが簡単で安心安全な理由と、取引所など第三者に預ける事の3つのリスクとは?

7月29日予定される大型アップデートShelleyにより、ADAをプールへ委託し、ステーキング報酬をもらう機会を得ることができます。

ステーキングという言葉はあまり聞き慣れない言葉で、難しく感じるかもしれませんが、(1)その基本的な手順は驚くほどシンプルかつ簡単で、(2)非常に安全な上に、(3)ADAを受け取りながら自然な分散化、ネットワークの健全化に貢献することが可能です。

(1)シンプルで簡単なADAのステーキング

Daedalusなどのフルノードウォレット、またはブラウザベースのYoroiなどの暗号資産ウォレットへADAを送り、好きなプールを選びステークを委託するだけです。

ADAのステーキングにロック期間はなく、1度ステーキングの委託を設定したウォレットからいつでも好きな量のADAを取り出すことができます。一部のADAが取り出された場合、取り出された分だけステーキングされる量は自動的に減少し、ウォレットに残ったADAは追加の設定なしに自動的に引き続きステーキングされます。逆に、1度ステーキングの委託を設定したウォレットへADAを追加すれば、追加の設定なしにステーキングされるADAは自動的に増加します。また、委託者は1度委託設定をしたのちは、オンラインである必要はありません。

つまり、1度委託設定をしたら、あとは委託先を変更したい場合以外で、追加の操作が必要ありません。ADAのステーキングは非常にシンプルです。

逆に、取引所などの第三者を通じたステーキングを行う場合は、より多くの手順を考慮する必要があります。ロックが設けられる可能性、委託先を選ぶことができるのか、委託先を変更することができるのか、セキュリティ体制に問題はないかなど、慎重にリスクを判断されてください。

(2)安全性が極めて高いADAのステーキング

シンプルで簡単なADAのステーキングの説明で、「好きなプールを選びステークを委託する」、と書きましたが、「好きなプールを選びADAを委託する」と書いてはいません。

実はADAのステーキングはADAをプールに送金してステーキングを行なっているわけではなく、あくまでADAはあなたのDaedalusやYoroiの暗号資産のウォレットの中に安全に保管されていながら、そのADAが持つブロック生成権であるステークを委託してステーキングを行なっています。

ADAのステーキングの安全性が極めて高いのは、ADAをどこにも送金せずあなたのDaedalusやYoroiのウォレットで保管しながら、ステーキング報酬をもらうことができるからです。

この点、取引所などの第三者を通じたステーキングを行う場合は、安全性についてより慎重な調査を行う必要があります。取引所にADAが保管されている時点で、あなたのADAの秘密鍵はあなたではなく取引所が管理しています。つまりあなたのコントロール下ではなく、取引所のコントロール下にあります。取引所には多くの暗号資産があるということがわかっているので、常にハッカーの標的になります。

(3)今後世界的金融インフラを支えるADAのステーキング

ADAのステーキングは、今後世界的金融インフラを支えるCardanoのネットワークとシステムの健全性を確保するためにインセンティブが導入されています。インセンティブのメカニズムは、数学、経済理論、ゲーム理論を組み合わせた科学的研究によって支えられ、意図するレベルの分散化が達成されるように慎重に設計されています。

したがってステーキングに適切に参加することは単にステーキング報酬をもらえるだけでなく、Cardanoのネットワークに貢献する行為です。

この点、取引所などの第三者を通じたステーキングを行う場合は、集中化し、Cardanoのネットワークの健全性が低くなる可能性を指摘する人もいます。DaedalusやYoroiによるステーキングはCardanoネットワークの分散化にとっても重要である可能性があります。

以上が、 簡単で安全にADAを受け取りながら今後世界的金融インフラにも貢献できるCardanoでのステーキングの概要です。

詳しいガイドやアナウンスは後ほどありますため、唯一の真実の情報源であるcardano.orgを常にご確認ください。こちらのサイト経由以外のサイトからウォレット等をダウンロードするのは非常に危険です。


(この資料はCardanoアンバサダーの協力をいただきながら、提供しています。)

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