Cardano の問題点シリーズ#05「コア開発企業の集中構造」

#Cardano の問題点シリーズ#05「コア開発企業の集中構造」の話をします。

コアシステムはIOGが大部分の開発を担当しています。

当初資金調達をして開発担当となったのがIOGだからです。

IOGが開発できなくなったりしたら大変であり、この意味で分散化が必要です。

念の為、補足しますと

・コードは公開されており、IOGが独占的な権利を保持していないため、たとえばIOGが今日開発を放棄しても、誰かが合法的に引き継ぐことは可能ではあります。(そのような実力ある人が実在するのかは置いておいて)

・開発する機能の方向性の判断については、ガバナンスのところで触れたように、分散化するためのロードマップが進んでいるので、その点はここの範囲外とします。(ここではあくまでコア機能の開発リソースの話に絞ります)

では、どのような解決策があるのでしょうか?

方向性は2つあります。

・Haskellノードの開発会社を増やす

・Haskell以外のノードも作る会社を増やす

前者はチャールズさんがMBOなど踏まえて取り組むという話なので、IOG主導で進むでしょう。

後者は以前にCatalyst通じてdcsparkがRUSTベースのものを作るのはどうかというのがTwitterで話題になりましたがCatalystなどを通じてそのような方向性も考えられるでしょう。

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