LiteADAについての話題が賑わせていますので、現状わかっているところを解説します!
30秒で読める結論
・LiteADAの目的は「ADAよりも安全性が落ちるけどADAの少し未来の機能を早く実装して試す」(ビットコインに対するライトコインのような存在)ことです。
・LiteADAとは、「本物のADAを2019年11月末時点に持っていた量に応じて復元可能になった、テストADA/おもちゃADA/偽ADA/フェイクADA/tADA/fADAと呼ばれていた、テストネットステーキングDaeldausまたはYoroiに表示されているADAのこと」です。
・LiteADAの入手方法は、「現状は、2019年11月末時点にDaedalus又はYoroiに持っていた量に応じて、テストネットステーキングDaeldausまたはYoroiで復元すること」です。再度スナップショットが投票で決まった場合は少し変わります。
詳細はこちら:
https://cardanoz.com/simple-staking/
・LiteADA関連してやった方が良さそうなことは「2019年11月末時点にDaeldausまたはYoroiにリアルADAがあってまだLiteADAを復元していない場合(11月末時点になかった場合はまだ何もできないので静観です)は復元して、テストネットを継続してサポートするプールへ委託」することです。
結論は以上です!
以下は気になる人だけでOKです!
■ADAとLiteADAは通貨分裂詐欺、というのは誤解
LiteADAは分裂して誕生したわけではなく、30億人の金融インフラとしてADAが本当にインセンティブ面で機能するのか実証実験するために、テストで当初誕生しましたが、チャールズさんの予想以上にそのブロックチェーンが成長し、今やチャールズさんやIOHKですらもコントロールできない存在になりました。メインネットで実装予定のHaskellというプログラミング言語と違い、スピーディーに様々な先進的な機能を取り入れることができるRustというプログラミング言語で作られているもので、その強みを生かして、何か独自の価値のあるブロックチェーンにできるのではないかという発想から誕生しました。
■ADAとLiteADAはビットコインとライトコイン並に"別物"
ADAとLiteADAは、2019年11月末に同じ量が復元できるようになったことと、8/3にステーキング報酬としてもらったLiteADA分だけリアルADaが復元できるという以外に関係はありません。
ADAをすべて売ってもたくさん買ってもメインネットステーキングしてADAを稼いでもLiteADAにはなんの関係もありません。
LiteADAをすべて売ってもたくさん買ってもメインネットステーキングしてLiteADAを稼いでも(8/3復元可能分以外は)ADAにはなんの関係もありません。
■LiteADAで稼いだステーキング報酬と同じ量復元できるリアルADA、ADAのメインネットステーキングで発行されるステーキング報酬としてのリアルADAの財源はIOHKなどの所有分からではなく、未発行の140億ADAから発行されます。
cardanoのステーキング報酬の財源はlite Ada経由でもリアルAdaメインネットでも、ビットコインのマイニング報酬と同じ、未発行枚数から発行されます。ビットコインと同じです。
ビットコインは発行上限2100万枚ですがすべて発行されてなくてマイニングに応じて発行され半減期で半減します。
その財源と同様にカルダノのステーキングは未発行の140億Adaから発行されます。しかしそれが発行されたからといって発行上限450億Adaはビットコイン発行上限2100万枚と同じく変更されません。
■LiteADAに価値がついたら税金も少し気にする
これは価値がついたらでいいかなと個人的には思っていますが、税理士にご相談ください😄
■メインネットのスナップショットはいつですか?
メインネットにスナップショットはありません!常にその時のウォレットに入っているADA残高を参照します😄(正確にはエポックごとに反映です)
■LiteADAで新たにスナップショットが行われるとどうなりますか?
投票次第でそうなる「可能性」がありますが、例えば、2020年6月末で再度スナップショットされることになったとします。
2020年6月末のリアルADA残高が2,000ADA
2019年11月末のリアルADA残高が1,000ADA
2019年6月末までに稼いだLiteADAのステーキング報酬残高が100ADAだとすると
LiteADA残高はLiteADAウォレット(テストネットステーキングウォレット)を見ると合計で、6月末で、「2,100LiteADA」になるかなと思います😄
■LiteADAは上場しますか?
IOHKなどは計画していません。しかしコミュニティの誰かが上場させたいと思い、取引所も合意したら、IOHKであれ上場を妨げることはできません。これが分散化です!
■テストネットステーキングが再開された場合、リアルADAとして復元できるLiteADAの額はどのようになりますか?
今のところ、7月末まで、リアルADAとして復元できるテストネットステーキングが提案される予定です。
そのようになった場合、6月20日までに稼いだLiteADAに加えて、投票有効化後(6月末ぐらい?)から7月末にかけて稼いだLiteADAもリアルADAとして復元できる可能性があります。
7月末以降も、存続する場合、LiteADAをステーキングで稼ぐことができますが、これに関してはおそらくリアルADAとして復元はできない可能性が高いです。
■Yoroiの場合、リアルADA復元の方法などどうなりますか?
アナウンス待ちです!
■LiteADAの総発行枚数を450億から変更する可能性はありますか?
提案投票次第であり得ます。
■2019年11月末のリアルADA残高が1,000ADAでそこから1,000LiteADAを復元、2019年6月末までに稼いだLiteADAのステーキング報酬残高が100ADAだとすると、1,000LiteADAの方は8月3日に復元できないということですか?
できません!
■すべてのプールでステーキング報酬が0になっているようですね?
はい!テストネットステーキングは一旦終了したのでそうなっています。7月末まで延長再開される可能性はまだあります。
それとは関係なく、メインネットステーキングは7月29日に始まります予定です。
■ステーキングウォレットにリアルADAを移動させました。稼いだLiteADAはリアルADAのウォレットに移動し戻ることができるということですよね?
違います!ステーキングウォレットにリアルADAが移動したように見えるかもしれませんが、ステーキングウォレットの残高はリアルADAではなく取引所でも売却できません。テストADAでありLiteADAです。
同様に、稼いだLiteADAがリアルADAのウォレットに移動するわけではなくて、リアルADAウォレットで同数復元できるだけです。つまり重複して存在するイメージです。
具体的にはこちらイメージされてください😄
1500万Adaを持ってて1500万lite Adaを受け取り、90万lite Adaをステーキング報酬として手に入れ、90万 Adaをメインネットで8/3に復元したとします。
そうすると8/3には、
lite Adaウォレット(今のテストネットステーキングウォレット)には1590万 lite Ada
Adaウォレット(今のメインネットウォレット)には1590万 Ada
が入っていることになります。
ここで本物のAdaをさらにステーキングして50万 Ada稼ぎ、20万 Adaを取引所で売却
lite Adaをさらにステーキングして10万 lite Ada稼ぎ、200万 lite Adaでピザを🍕購入したとします。(8/3以降は基本的に別でステーキングするイメージでいます(存続するとしたらですが))
すると、
Ada残高1,620万 Ada
lite Ada残高1,400万 Ada
になります
以上です!
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