Cardanoの問題点シリーズ#09「Long-range attacks脆弱性」

Cardanoの問題点シリーズ#09「Long-range attacks脆弱性」について話します。

しばらく同期をしていなかったノードが、同期をしようとした時に、そこに100つのチェーンの候補があったとします。どれを選びますか?

POWだとこの問題はありません。なぜなら1ブロック作るのにとんでもないコストがかかるので、100つの候補を作っていたら天文学的コストがかかります。

POSには常にこの問題が付きまといます。何か信頼できるパーティやチェックポイントシステムでこれをカバーするものもありますが、それはスマートではありません。Cardanoは現在この点が弱くなっています。

この点を解決するのが、OuroborosGenesisで今年中のアップグレードが予定されており、チェーンの密度を見分けて、正確に同期できるようになるでしょう。