6月10日東京Emurgoショーケース・ミートアップのまとめ

6月10日東京Emurgoショーケース・ミートアップのまとめ!


6月10日、Emurgoは初めて新しいオフィスを公開し、ショーケースミートアップを開催しました。 ミートアップ冒頭、Emurgoの児玉健CEOが挨拶を行いました。 続いてEmurgoのパートナーからスピーカーがプロジェクトをプレゼンし、チャールズ・ホスキンソン氏もスピーチを行い、出席者と質疑応答しました。

児玉健氏の講演の焦点は、Cardanoの進歩を促進するのに役立つ規則や規制、そして特により多くの企業がブロックチェーンとフフィンテク分野に参入するにつれ、どのようにしてこれが形作られるかという彼の予測でした。彼の演説のもう一つ重要な側面は、消費者の安全性でした。消費者の安全性は、ブロックチェーンが受け入れられ、広く導入されるために必要な条件です。 最近の(日本の)取引所のハックのせいで、数種類の詐欺プロジェクトなども併せて、この分野に対してネガティブな考え方をする人が増え、日本の消費者の信用を再獲得するには時間がかかるでしょう。

児玉氏はさらに、大企業や政府が協力することを選択しているブロックチェーンプロトコルの種類についても議論しました。 彼は、Cardanoのようなブロックチェーン・プロジェクトはプロトコルに非常に適していると述べています。その開発の性質、系統的な科学的アプローチおよびHaskellプログラミングの使用がその理由です。

序論のスピーチを終えて、彼はまたCardanoコミュニティとそれらがつながり、結局ビジネスとコラボレーションを生み出すために果たす重要な役割について言及しました。 Emurgoは現在インドでコミュニティを成長させることに焦点を合わせており、何百もの大学とのパートナーシップを形成することを目指しています。

このミートアップはEmurgoの新しいパートナー4組をショーケースするために開催され、各パートナーは、観客にプロジェクトをプレゼンしました。

  1. YOO Sourcing: バイヤー、サプライヤー、サービスプロバイダー用のアプリプラットフォーム。 パートナーシップ例: Eram、Lacoste、Omnibrand、 Lagoonなどです。 Cardanoコミュティーメンバー用のYSTトークンの特別Airdropがあり、ミートアップの出席者はその場でQRコードを介してAirdropを行いました。

  1. Coincome: 世界初の分散キャッシュバック・システム。仮装通貨でリォードを獲得できます。 参加者はCOINCOMEを介してオンラインで買い物をすることで「CIMトークン」を取得します。 各分野の一流企業がパートナー:楽天、アマゾン、アディダス、HPなど。 このプロジェクトにはMakers Farmが参加しており、「オープン・ベータ」をCoincomeプラットフォームのために開発しました。 Makers Farmも会場にQRコード付きのAirdropを、特に出席者のために用意しました。

  1. HEROBIT: ブロックチェーン・ベースで、体感スポーツビデオゲームのサービスで、スマート・コントラクトを導入。 デジタル商品を取引するための分散型エコシステムを提供します。 このサービスは、デジタルグッズの取引や交換をするエコシステムを基にした、既に成功している体験型屋内スポーツテーマパークの2次的サービスです。スクリーン野球、スクリーンサッカー、体感型スポーツゲーム・マシーンなどです。

  1. ARA Pay: Emurgoのオフィスで、最初の公開プレゼンをを行い、ARA Payは仮装通貨を現実世界のトランザクションへの橋渡しを目指します。 ARA Payアプリとカード技術を通して実現します。 アプリは仮装通貨、ポイント、そして法定紙幣を組み合わせます。 カードまたはアプリにより、ユーザーが毎日トランザクションを行うことができます。 これは、ARA Payの確立され実証された技術とプラットフォームに加えて、すでに確立されているSeoul Neo SmartCard Co.、Ltdのインフラストラクチャによって実現可能になります。 彼らは現在、ARA Pay Lifeを使って韓国で支払いを処理するためのCardano支出カードの開発製造に取り組んでいます。

各紹介を行った後、チャールズはスピーチを行い、彼は日本コミュニティの継続的な支援に感謝を表現しました。 チャールズは、コミュニティの重要性と、コミュニティーメンバーが情報を充分に獲得し、かつ熱心に取り組んでいるかということに驚いたことを強調しました。 彼はEmurgoの功績を讃え、更なる素晴らしい貢献を期待していると述べています。

児玉氏同様、チャールズも業界の規則と規制について話しました。 彼はG20とFATF(金融活動作業部会)について述べました。そして、規制目的のため、Bitcoin のトランザクション毎にメタデータを追加する可能性を議論しています。 これらの決定は大きく、簡単にはできません。 それは多くの組織や人々を巻き込むので、物事をよりゆっくりと動かすことができます。

彼はブロックチェーンプロジェクトの作成を、彼が滞在していたホテルの隣の店で見た日本刀の作成と比較しました。 それを作成するために多くの人々の努力を必要とする、時間のかかるプロジェクトです。 それがCardanoが日本にやって来た主な理由の1つでもあります。 素晴らしいものをつくるには時間がかかり、忍耐は日本社会の一部です。 日本の人々と地域社会はこれらの困難を理解し、他の誰よりも完璧さを求めて努力します。

短いQ&Aの後、ミートアップの最後はくじを行いました。そこで幸運な勝者はEmurgoの商品と記念品を手に入れることができました。
Cardano財団もまたプレゼントを提供する機会を得ることができ、Tangem Cardをミートアップ参加者へプレゼントしました。 これらは、世界中で開催される今後のミートアップやイベントでもっと目にするでしょう!

出席者の皆さまのおかげでイベントは大成功でした。ありがとうございました!

The Emurgoのショーケース・ミートアップのビデをはこちらか見ることができます。

PS: Emurgo本社近くに行ったことがある方は、Emurgoテーマの動販売機をぜひお試しください。

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