Babel feesシステム

Cardano チェーンで ”ADA”ではなく”自分のコイン/独自のコイン”をトランザクション手数料として処理できるBabel feesシステム🔥

・それを誰もやってなかった理由:価値がほぼない独自コインのトランザクションを手数料として毎秒1兆トランザクションをCardanoチェーンに送り込んで攻撃できる懸念がある。

・Cardanoがそれを解決するアイデア/方法:「負の値を持つトランザクションシステム」を利用。SPOが事前に宣言したレートで交換する…例えば、SPOの半沢さんが0.16ADAの送金手数料と引き換えに10枚のCharlesコインであったら交換してもいいよと宣言する。大和田さんは、Charlesコインを持っているがADAを持っていなくて、Charlesを手数料として児玉さんに送りたいとする。大和田さんは、「10億枚のCharlesコインを10枚のCharlesコインを手数料として児玉さんに送る。実際のトランザクション手数料は0.16ADAだが負のトランザクション手数料0.16ADAを同時に発生させているのでこのトランザクションでADAは使用しないことになっている」というトランザクションを半沢さんに送る。SPOの半沢さんはこれを受け取ると、宣言した、0.16ADAー10Charlesコインの手数料範疇であることを確認したのちに、これを承認し、半沢さんは0.17ADAを支払って、10Charlesコインを受け取るトランザクションをする。結果、Cardanoブロックチェーンとしては、「10億枚のCharlesコインを0.16ADAのトランザクション手数料で処理した」形になる。