Cardano財団の新しいイベントはすべて、リサーチ、コンセプト設計、計画、実行、報告という5つの主要な段階を経て進められます。さらに、Cardanoエコシステムの一員として活動する私たちは、この循環型プロセスに重要なレイヤーを加え、取り組みの成果がより広いCardanoエコシステムとコミュニティに確実に届くようにしています。
初の統合グローバルイベント・マーケティング戦略は、なぜ成功したのか
2025/26年の統合グローバルイベント・マーケティング戦略は、Cardanoエコシステムにとって大きな成功となりました。Cardano財団はEMURGOおよびRare Networkとともに、トレジャリー資金による12か月間のイベントシリーズを4大陸にわたって実施しました。2025年8月のBlockchain Rioから2026年7月の東京でのWebX Asiaまで、ブース出展、スポンサーシップ、サイドイベントなど20件の施策を展開し、シリーズ全体を通じて79のCardanoプロジェクトに注目度の高い発信の場を提供しました。
成果は、当初のトレジャリー提案に掲げたすべての指標を上回りました:
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ブース出展:8,191件の来場者とのタッチポイント
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開発者エンゲージメント:1,169名の開発者が参加
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機関パートナーシップ:主要な政府・規制当局50機関、企業143社、学術機関26校との実質的な関係構築
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ソートリーダーシップ:基調講演およびパネル登壇27件
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メディア掲載:記事掲載および放送インタビュー147件
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エコシステムの成長:ブースを起点に、以下の成果を創出
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Cardanoウォレット登録1,045件(目標の201%)
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Cardano Academy登録者1,244名(目標の222%)
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ハッカソン登録102件
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ブースで開催した専門家によるワークショップおよびビルダーのプレゼンテーション56回
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全体的な露出、デジタル上のエンゲージメント、ブランド認知度はいずれも大幅に向上し、参加3組織のソーシャルメディアチャンネルもキャンペーン期間を通じて大きく成長しました。
技術系の来場者については、以下の都市で特に多くの開発者が来場しました:
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ラテンアメリカではリオデジャネイロ
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アフリカではナイロビ
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ヨーロッパではパリ(ブース来場者の54%が開発者)
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アジアでは香港
Cardano Developer Portalは、こうした開発者にとってCardanoへの絶好の入口となりました。経験豊富なプロフェッショナルにはJava、TypeScript、Python、Rustのライブラリを提供し、初心者は初めてのトランザクションからDAppの本番デプロイまでを段階的に学べます。さらに、技術職の求人やハッカソン、助成金の最新情報を受け取れる購読機能も新たに設けたことで、新規開発者がCardanoとつながり続けやすくなりました。
報告されたインパクト:イベントごとの最終KPI結果はこちらをご覧ください。
限られた時間、確かな可能性
私たちは今、一つのサイクルを終え、次のサイクルの入口に立っています。TOKEN2049が近づくなか、アジア太平洋地域で過去最大のCardanoイベントを開催できることに胸を躍らせると同時に、その先も見据えています。このキャンペーンの成功を土台に、2027年にはさらに強力なシリーズを展開する計画をすでに進めています。つまり、準備は今から始めなければなりません。
この戦略がコミュニティに承認されれば、2027年2月のAfrica Tech Summitからシリーズを開始する予定です。大規模イベントには、予算面と運営面の綿密な事前準備が欠かせません。期限が迫るなか、現時点で想定している計画の概要を、もう少し詳しく共有したいと思います。
初回シリーズで掲げた高い基準を維持し、可能な限り上回るため、次回シリーズは2027年1月から12月までの暦年単位で実施することを提案します。この12か月で、世界トップクラスのカンファレンス11件を対象に、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカ、ラテンアメリカ、米国でCardanoブランドの存在感を高めるイベント施策(アクティベーション)を展開します。各イベントと開催地は、チームがCardanoの統一ブースを最大限に活かせること、そしてオンライン公募で選ばれ、支援を受けるビルダーが、現地でソリューションを披露し、ビジネスの成長を加速できる注目度の高い機会を提供できることを基準に選定しています。あわせて各イベントでは、戦略的に統一されたCardanoブランディング、可能な限りの登壇機会、メディア向けのアウトリーチキャンペーンを組み合わせます。
以下が、2027年の統合マーケティングイベントとして実現を目指すイベント案です:
2027年戦略を支える4つの柱:
1. エコシステムの中核を担うビルダー。この戦略の第一の目的は、Cardanoのビルダーとエコシステムプロジェクトに、世界の主要カンファレンスで発信する場を提供することです。
2. 責任は一元化、実行は現地で。Cardano財団が戦略の遂行と成果に全体責任を負います。現地のエコシステムパートナーやアンバサダーの協力を得ながら、トレジャリーへの報告に対する説明責任を果たすとともに、すべての施策で報告とブランディングの一貫性を確保します。
3. Cardano 2030戦略ビジョンとの整合。この提案は、Cardano 2030戦略の第4の柱「コミュニティとエコシステムの成長」を直接支えるものです。同戦略は、市場ごとのアプローチによるグローバルな展開を掲げ、インパクトの大きい地域(具体的にはラテンアメリカ、アフリカ、東アジア)を対象に、現地に根ざしたパートナーシップとコミュニケーションを求めています。
4. より絞り込まれた、見通しの立てやすい年間スケジュール。各施策にリソースを集中させることで、より大きなインパクトを生み出します。年間の周期が明確で、今後も繰り返し実施できるスケジュールです。
予算
リストにあるすべてのイベントについて、実行にかかる外部費用を総額500万米ドルの予算内に収める計画です。Cardano財団がこの提案から利益を得ることはありません。イベントごとの予算総額とその内訳(ブース費用とエコシステム向け渡航支援の配分、更新後のKPI目標、トレジャリー資金の引き出し、予算構成、報告の仕組み)は、提案書本体で示します。
次のステップは?
前に進むには、コミュニティの皆さんの支援が欠かせません。次のステップとして、NCL(Net Change Limit)の枠を確保できること、およびコミュニティからのフィードバックを踏まえることを条件に、包括的な提案書の草案を取りまとめて提示し、トレジャリー資金の引き出し手続きを開始する予定です。2027年のイベント計画の詳細は、追ってお知らせします。
2026年の残りの期間、そして2027年にかけて、この前向きな勢いを保っていきたいと考えています。ご意見やご感想を、ぜひこのフォーラムにお寄せください。また、数週間以内にXでAMAを開催し、このテーマについてさらに議論を深める予定です。
Cardano財団
