ブロックチェーン入門:安定資産としてのCardano ADA

時は1971年。テレビの中では、当時の米国大統領、リチャード・ニクソンが演説を行っています。その後起こった一連の出来事の中で、世界の多くの国は「安定資産」による裏付けに基づく通貨体制、すなわち金本位制を脱却し、不換紙幣(法定通貨)による貨幣制度へと移行していきます。それ以前、国家の通貨はその金保有量に裏付けられていました。

政府による法定通貨への移行は、これが初めてのことではありませんでした。財務的な制約を受けることなく、延々と紙幣を印刷し消費しようと思うのなら、そのほうが事は簡単だからです。しかし、その試みはいつも散々な結末に終わりました。現在でも、負債が増え続けるという危機的な経済状況にある発展途上の国家の多くが、次第に同様の道を辿りつつあります。

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