Goguen クロスチェーンコミュニケーションについての考え方、進め方解説

Goguen クロスチェーンコミュニケーションについての考え方、進め方解説:

チャールズさんの動画結構面白いことを言ってますので面白そうな要点を3つに整理してお伝えすると

1)CardanoでcLTC(Cardano-LiteCoin)を扱うことができる予定で、ひいてはcBTC,cBCHなども使えるかもしれません😄これらはいつでも本物のLTC、BTC、BCHに交換可能な上にADAではなくて、cLTC、cBTC,cBCH自体を手数料にすることができるので、本物のLTC、BTC、BCHと同じように送金ができます(ETHで同じことをやろうとすると、イーサリアムがどうしても手数料になるようです。)

2)CardanoでADAをステーキングするとなんと将来的にcLTCがもらえるようになる可能性があります。同様の仕組みが整えば、cBTC,cBCHなどももらえるかもしれません😄これはやはり、いつでも本物のLTC、BTC、BCHに交換可能です。これはCardanoがネイティブアセットによる手数料支払いに対応するため起きる現象です。10年後ステーキングして放置してダイダロス を開いていたらいろんなPOW通貨も貰えてたりするかもしれません☺️

3)ITNの用途が不明確でしたが、まだまだ明確ではありませんが、上記のcLTC構想の特にLTCのガバナンス部分のサービスで活用される予定があるようです…これはまた詳細がアナウンスあります☺️

少し例示します。

例えば私が101BTCをすべてcBTCにして、101cBTCを持っていて、100cBTCを1cBTCの送金手数料をかけて私がチャールズさんに払って、それをEmrugoプールがその取引を検証承認をし、Emurgoプールは児玉さんが委託者だったとします。

そうすると、cBTC残高は

送金前:合計101cBTC

私:101cBTC

チャールズさん:0cBTC

児玉さん:0cBTC

送金後:合計101cBTC

私:0cBTC

チャールズさん:100cBTC

児玉さん:1cBTC

となり、変わりません🤔

ここで、素朴な疑問があると思います、つまり双方にどんなメリットがあるのか?という話ですが、

■”BTCホルダーサイド”のメリット

cBTCにした方が送金が早かったり安全性が高まったり手数料が安く済んだりする可能性がありますし、何よりCardanoチェーンでADAを使ってできることがBTCでも似たことがBTC自体をハードフォークすることなしにできる点です。

ADAを使ったガバナンスがCardanoチェーンで実装されますが、例えばcBTCを使ってBTCの今後の方向性をCardanoのガバナンスと同じように投票を行える的なメリットがあるようです☺️

(ただ現実的にはBTCコミュニティのプライドがそれは許さないと思いますので、BTCでそれはなかなかハードルは高いとは思います)

■”ADAホルダーサイド”のメリット

送金手数料分だけ追加のステーキング報酬の収入になるということです☺️

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Goguen が来ると色々なことができるようになります。

■考え方

・BTCはLTCの状態と対話するのは難しいです。シングルアセットレジャーのためです。

・ETHはベースはETHとしながら、スマートコントラクトで、たくさんERC〜というトークン発行でき、ETHとしてトランザクション手数料を消費します。これが現在スタンダードです。

・Cardanoは、ETHと違い、ユーザー発行資産はADAと同じように扱うことができます。Ver1ではETHと同じようにADAでトランザクション手数料が払われますが、将来的にはネイティブアセットそのもので手数料が払われるようになります。

・Lite CoinとのコミュニケーションはNIPOPOWクライアントで行います。

①「確かにLTCがコインが存在し、2重支払ではない」ことの証明書を作ります。これは非常にサイズを小さくできます。トランザクションにこの証明書を載せて、Cardanoチェーンに送ると、

②Cardano上の鋳造コントラクトが反応し、LTCラッピング AKA cLiteCoinを作ります。

私たちがネイティブアセットでの支払いを可能にすれば手数料の支払いは cLiteCoinともできます。 cLiteCoinはPlutusスマートコントラクトで自由に扱うことができ、また、これらのトランザクション手数料をcLiteCoinとした場合はプールオペレータやプールの委託者にはステーキング報酬としてADAに追加でcLiteCoinがもらえることになります。

③もしcLiteCoin保有者がLTCにしたい場合は、Burnしてその証明書を送りLiteCoinにすることができます。

これにより、ブロックチェーンパートナーシップという考え方を持ち込めます。

・チェーンAはチェーンBからサービスを受けることができる

・Aはステーックホルダーに、Bで、Aのトークンとして支払う

これはステーブルコインにも役立ちます。

それと同時にサイドチェーンの世界も作れます。

ステーブルコインやハイパーレジャーとの連携にも関係します。マルチ報酬。

■進め方:

・7月にアップデートがあり、そしてあなたが思うより早くこれをITNで少し早く実装して、ネイティブアセットによるトランザクション支払いを実装を予定します。

LiteCoin側のメリット:彼らはハードフォークせず、Cardanoでやっていることができるようになります。ガバナンスサービスをCardanoで行えます。

ADA側のメリット:多くのトークンにアクセスできるようになります。

■参考:

ホームページ&論文

https://nipopows.com/

https://eprint.iacr.org/2019/1128

こちらで諸々みんなで情報共有してます😄オープンチャット「CardanoADAコミュニティチャット(非公式)」