IOHKブログ:Project Catalyst – 最初の勝利を手にした提案

コミュニティが話し合いの末、Cardanoエコシステムを前進させるため11のプロジェクトに資金を調達

2021年1月12日 Dor Garbash 読了時間4分

Project Catalyst – the first winning proposals

Project Catalystは、分散型イノベーションを探求し、最高レベルのコラボレーションを進めるために、現在進められている実験です。これはVoltaireロードマップの第一段階として、Cardanoの成長をサポートする画期的なプロジェクトを特定するために、参加者の創造性や情熱に挑んでいます。

Fund2は、Project Catalystの参加者が、売り込み、議論をし、洗練させ、実際のADAを使用して提案に投票した最初のファンドです。この目的はCardanoを強化し、新たな価値をもたらすことでした。Fund2の参加者たちには課題として、今後6か月間にCardanoエコシステムの開発を推進する方法が求められました。初期ファンドは25万米ドル相当のADA。これにより、11の提案に資金調達が可能となりました。

本日、ここにFund2で資金調達を受けることになった提案を発表します。

PoolToolプラットフォームのアップグレード:追加的な製品を提供してステークプールオペレーター間を差異化するビジネスやアプリケーションをCardanoに構築する道を拓く。Cardanoのインフラの多様性を広げることを目的としたアップグレード。

RINA経由のOuroboros:東京の2つのサイトで、イーサネット/WDMを使用して、RINAを介してプルーフオブコンセプトステークプールとOuroborosリレーソリューションを提供。

Haskell/Plutus/Marlowe教育:教育的コンテンツを作成して複雑な情報を系統立てて説明、アイデアを刺激する例を追加。新規開発者や起業家に優しい提案。

メッセージ署名標準の作成:リザーブ、ID、ステークプール委任を証明するメッセージ署名標準を作成。

Liqwid:分散型金融のためのCardano貸付市場:Cardanoで預金の利息を獲得し、資産を借りるための、オープンソースの非管理流動性プロトコルを作成。

モバイルDApp開発者用Cardano:モバイルSDK、モバイルファーストのDAppエクスペリエンス、アプリストアとの互換性により、モバイルプラットフォームをDApp界の主流に変える。

GimbaLabs – スターターキット&ツール:GimbaLabsはスタートアッププラットフォーム。人々がアイデアをCardano上で実現し、ブロックチェーンの普及を推進するための、無料のオープンソースAPI、レッスン、プロジェクトベースの学習リソースを提供。

MarloweとPlutusのためのLovelace Academy:Cardanoスマートコントラクトとネイティブ資産プラットフォームでアプリケーションを作成するよう、個人や企業を惹きつけ、刺激し、教育するオンラインアカデミーを確立。

Tx Arduinoの署名:Arduino開発環境対応のCプログラミング言語で書いたコードのライブラリーを開始。 モノのインターネット(IoT)のアプリケーションを有効にするスマートコントラクトに先立ち、ローカルのCardanoトランザクションに署名。

Pet Registry DApp with ₳Pay:ウェブサイト上でADAによる支払いを受信できるよう開発者をサポート。₳Payに構築されたPet Registry DAppは、グローバルな利用者に、より低額の優れた方法を提供。開発者は優れたアプリや、これを構築するために必要なツールに刺激される。この両方を提供することで、開発者やそのソリューションを刺激し、加速させることができる。

日本Cardanoガバナンス協会:ミーティング&コミュニティ&ポッドキャスト:日本コミュニティ向けのオンライン/オフラインミートアップ、ガバナンスポッドキャスト等をサポート。

Project Catalystチームに代わり、これらすべての既存プロジェクトにお祝いの意を表します。資金調達対象となった各チームは、1月末までにADAを受信し、アイデアを実現し始めることができます。これらプロジェクトのCardanoエコシステムへのインパクトを目にするのを楽しみにしています。

また、Fund2に参加した他のすべての皆様にも、お祝いと感謝の意を表したいと思います。提案者、コミュニティアドバイザー、協力者、有権者すべてが手を携えて、Fund2を成功へと導きました。Project Catalystは、Cardanoをコミュニティの指揮下に置くためのものであり、今回は、エコシステムの将来が素晴らしい手に委ねられていることが示されました。

今回は11のアイデアに資金が提供された一方、多くの強力な候補がコミュニティ投票の閾値に達しながらも資金を得るに至りませんでした。リンク先のPDFファイルで、グリーンにハイライトされたプロジェクトは、コミュニティからの資金調達を得たものです。イエローはコミュニティによって資金調達が承認されましたが、トレジャリーに提案をサポートするために十分な資金がなかったものです。これらの提案は、始まったばかりのFund3に関連する場合には(DAppエコシステムに重点が置かれています)ぜひ再提出していただきたいと思います。そして次回コミュニティからの資金調達を受けた最高のものを目にすることを楽しみにしています。

2021年にはProject Catalystのために大胆で野心的な企画が準備されています。Cardanoのイノベーションに資金を提供するために数百万ドル相当のADAが投入されます。Fund3への提案提出は、明日受付が開始されます。自分の声が届けられるこの機会をどうぞお見逃しなく。

提案者、コミュニティアドバイザー、実装者、または有権者としてProject Catalystに参加をご希望の場合には、Ideascaleに参加して、参加者によるグローバルネットワークとともにイノベーションを始めてください。最新情報は、Telegram案内チャネルにご登録ください。