Windows ユーザーのなかには、現在、IOHKが次回発表するカルダノソフトウェアのアップデート(Cardano 1.3 および Daedalus 0.11リリース)に関してユーザーアカウント制御メッセージが表示される場合があります。これに該当する場合は、以下の手順をご参照ください。 ユーザーの方への危険性はありませんので、ご心配には及びません。
次のようなメッセージが表示されます:
No を選択した場合、このアップデートは行われません。
次のステップ:
すぐに手動インストール:Daedalus 0.11.0 and および Cardano 1.3.0 の新バージョンを手動でダウンロードします
新バージョンをすぐにインストールしたい場合は、https://daedaluswallet.io/#download にアクセスして、新バージョンのダイダロスを手動でダウンロード、インストールできます。
または
後で(24時間後)自動インストール:24時間待機してからダイダロスを開き、新しいインストールプログラムを使えば、この問題の心配はありません。
当社が問題を解決し、ユーザーがアップデートする時には以下のような画面が表示されます:Yes を選択した場合、有効なアップデートのインストールが始まります。
明日、このアップデートの自動送信とともに、ユーザーはダイダロスを通して通知を受け取ります。
このソフトウェアアップデートに含まれる概要は以下の通りです:
Daedalus 0.11 は、2つのユーザーインターフェースの微調整によりユーザーエクスペリエンスを向上させます。また、Linux向けのDaedalusリリースを控え、それに備えたいくつかの修正も行われています。Cardano SL 1.3 には、ブロックチェーンの同期スピードに関する極めて重要な改善が含まれます。テストでは、ネットワーク環境によってはウォレット同期が1.5 ~ 4倍加速したことが証明されました。また、ネットワークリレーはより多くのユーザーの即時同期をサポートするため、混雑緩和が可能です。本リリースにはブロックチェーンのオンディスクストレージへの改善を含み、ファイル使用量やディスク容量を削減できます。また、このリリースには、インターネット接続が中断された後、ノードがネットワーク再接続に失敗する場合に対処する修正も含まれています。
取引所やサードパーティの統合には、新しいウォレットV1 APIが現在入手可能で、サポートされています。また旧バージョンのV0 API は現在廃止を予定しています。高負荷の I/O を想定する取引所のパフォーマンス問題は解決されています。
Daedalus 0.11 の使用するメモリは大幅に少なくなったため、旧式または性能の劣るコンピュータのユーザーにとっては利点になります。一方で、その他の微調整によりユーザーエクスペリエンスが向上しています。Cardano SL 1.3 への改善は、ネットワークパフォーマンスが向上することを意味します。また、取引所もより優れたパフォーマンスを期待できます。