3分で読める「2月前半開発進捗総まとめ」〜日本時間2020年02月21日(金) 6:44:51にOBFTハードフォーク,Shelley/Goguen等改善事項まとめ

先週50名定員の会場に61名が鮨詰め、立ち見の状態で大盛況にミートアップが行われました!ご参加いただき、盛り上げていただいた皆様、本当にありがとうございました!今後ともまたこのような機会を作らせていただきますし、当日あった諸々のオペレーションのもたつきも改善していきます(また人手が本当に足りないことがわかったのでお手伝いを今後募集することがあるかもしれません😂)今後ともよろしくお願いいたします!

今回参加できなかった方はぜひ京都のローンチイベントではお越しください!また3/7にミートアップもございますのでそちらもご検討ください!

それでは早速ですが、2月、ハードフォーク準備・セキュリティ監査対応など、多くの進捗がありましたので、それを技術アップデート(https://cardanoroadmap.com/ja/status-updates/)から一言でまとめていきたいと思います!

・DAEDALUS:UI修正・バグ修正・プールの説明表示改善・実験的機能通知、自動テスト拡充

エクスプローラー:404ページ表示等の表示の改善
・ウォレットバックエンド:ステークプールの望ましさによるリスト化やステークプールの飽和率表示の導入・新しいエンドポイントも導入され、ユーザーはウォレットの削除、復元を必要とせずにウォレットの再同期を行うことができる・特定のエポック情報を出せるようになった・品質改善やテストやバグ修正方法改善
・ネットワーキング:Windowsサポート(ベクター式I/O・接続マネージャー・オンデマンドmux・バグ修正・現在Windowsの非同期I/Oをキャンセルする機能・APIバグ修正(外部レビューによりR9B監査?!))・NTPクライアントのコード洗練化
・DEVOPS:テストネットパフォーマンス改善・新Cardanoノード(1.5.0)およびエクスプローラー(1.3.0)リリースのデプロイおよびテスト・新ノードのストレステストのため、アマゾン ウェブ サービス(AWS)用カスタムAmazon マシンイメージ(AMI)の作業・協定世界時2020年2月20日 21:44:51にOBFTのメインネットへの移行(日本時間2020年02月21日(金) 06:44:51)
・SHELLEY:KES実装テストオーバーレイスケジュール生成でバグ修正・ジェネレーター生成(鍵変化型署名の表示および時間の経過に伴う変化方法を改良する作業、および、複数の証明書を生成するトランザクションを確実に有効な方法で実行できるようにする作業)・トランザクションメタデータをShelley台帳に追加する作業は順調に進み、現在プルリクエストのレビュー待ち
GOGUEN:Plutusチーム(Playground改良・修正・パフォーマンスを改良)・Marloweチーム(Playground改良・修正・埋め込む言語サブセットの特定作業・返金を最適化する方法を検討・Marlowe実行をブラウザーからバックエンドへ移動する方法・スピードアップ)

です!

しかし、

この結論だけでは少し難しいので、すこし注目ポイントを噛み砕きます!

DAEDALUS・エクスプローラー:これは諸々改善があったんだな、と言う感じです。

・ウォレットバックエンド:プールの飽和度(サイズ)が示された、と言うのは大きな一歩です!サイズの情報が今まで反映されていなかったからです。また、特定のエポックの情報が出せると言うのも重要です。今までの累計と最新エポックの情報だけでは不便です。
ネットワーキング:細かく色々と書かれていますが、注目ポイントは、外部監査により指摘があり…とあるところです…例のR9Bのセキュリティ監査が進んでいるようです!
DEVOPS:大量のデータ処理のテストを進め、また、日本時間2020年02月21日(金) 06:44:51にOBFTが予定されました!これはDaedalus使っている人だけはアップデートボタンを後日押す必要があるようですが、その他にこちらに特に作業は必要ないようです!
SHELLEY:つまりは「品質チェックツールの開発」が行われています。安全性を担保するために製品そのものもそうですが、製品そのものの品質チェックツールの開発に非常に大きく時間を使います!
GOGUEN:Plutusチーム・Marloweチーム共に諸々の改善を行ったようです!先日のミートアップでは実際にこれを行ってみる簡単なワークショップを行いましたが、これを実際に行う方法をまた記事にさせていただきますので、ぜひご自身の手で、プロジェクトの進捗をこれは実感して欲しいところになります!楽しみにしていて下さい!

以上です!

OBFTハードフォーク・セキュリティ監査と、確かにこれを読めばCardanoが前に進んでいることがわかり、安心感をもてると思います。このような記事をまた引き続き更新させていただきます!

ぜひ、今後もこのような記事を書いていこうかなと思っています、よろしければステークプールへの委任より、CardanoZを応援してもらえますと嬉しいです!この委任の記事もバグ対処法含めて、またステーキング方法も10倍簡素化となるよう大きく書き直しましたので、今まで心が折れた人も再確認してみて下さい!

また、CardanoADA非公式オープンチャットコミュニティも盛況で690人に達しようとしています!テレグラムに近い、匿名で(LINE本アカウントを知られることなく)参加できるLINEのチャットです。

さらに3/7にミートアップがあり、私もこれに参加(https://forum.cardano.org/t/topic/30821)します。ステーキングの参加方法がよくわからない人の最後の駆け込み寺ともなってますのでぜひ駆け込み下さい!