Cardano Shelleyへの道、次のステップに移る

Cardano Shelleyへの道、次のステップに移る

ネットワーキングは9月にJörmungandrテストネットに到達、今年後半にステークの委任と実際のADAのインセンティブに達する道が開かれました。 作品はEric CzulegerとTim Harrisonの共同制作。

世界をつなぐことができて、それでいてデンマークと同じ量のエネルギーを消費する必要がないブロックチェーンを想像してみてください。 簿記係がユーザーでもある通貨です。 真に分散化された暗号通貨。 Jörmungandr(ヨルムンガンドル)は、大きくて意地の悪い蛇であるだけでなく、古代の神話の中では世界の水を結びつける蛇でもあります。 グローバルで、地球とそこに住む者全員を取り囲んでいます。 同様に、Shelley テストネットプログラムとそのRustノード(コードネーム Jörmungandr)は、世界中の人々を繋ぐように設計されています。

6月、私たちはJörmungandrの最初のテストネットビルドを提出しました。 この「セルフノード」フェーズでは、コードベースを改良し、堅牢性を確保するために、単一インスタンスの実装に注力しました。 次のフェーズを開始する直前にはネットワーク以外の機能を取得することが重要でしたが、その初期のコードでコアネットワークプロトコルの一部を提供することも必要でした(したがって、「blockchain in a box(困った時のブロックチェーン)」と呼びます)。 私たちは、コミュニティから、特にStakepool Telegramチャンネルの人々からいくつかの素晴らしいサポートを受けました。 すべてのフィードバックは、私たちがプロトコル、台帳およびノード自体を改善するのを助けてくれました。

また、インターフェイスとソフトウェア開発キット(SDK)をテストし実験する人々にとって良い機会でもありました。 先月末には最初のバージョンをリリースしました。皆さんのフィードバックと貢献のおかげで、継続的に改善され、これまで以上に多くの機能が追加されています。 まもなく、SDKで何ができるかを示す新しい作業例も追加されます。 これらは、優れたコミュニティ主導のプロジェクトの重要な出発点になり得ると考えています。

ネットワークに参加する

チャールズが最近のAMAで概説したように、私たちはまもなくテストネットロールアウトのフェーズ2(ネットワークの実装)を開始します。 ノードがより安定しているので、ネットワークスタックにチャレンジして、どのように保持されるかを確認し、その動作の予測がどのように測定されるかを確認できます。 それは、コミュニティと、皆さんとさらに実験をするということです。

このテストネットプログラム全体を通して、アプローチは着実かつ系統的になっています。 同様に、ネットワーキングのロールアウトは徐々に開始され、ステークプール タスクフォースと密接に連携して、初期のバグやコードの不規則性を特定して対処します。 その間、私たちは誰もが参加できるようにいくつかのドキュメントを作成します。 これまでのように、皆さんはGitHubを使用して進捗状況を追跡し、必要に応じて初期コードをダウンロードできます。 オープンな実験に十分な安定性を備えたノードのネットワークを確立したら、皆さん全員の参加をお勧めします。

繰り返しますが、ここでの目標は、安定したネットワークが得られていると確信できるまでテストと反復を行うことです。 このプロセス中の皆さんのサポートとフィードバックは、最初から参加されている場合でも、後でネットワークフェーズに参加することを選択する場合でも、非常に貴重です。

テストネットにインセンティブを追加する

フェーズ2が完了したら、安定したネットワーク、つまり、分散化テストネット プラットフォームが複数のノードで実行されるネットワークが得られます。 その後に、3番目の最終フェーズであるインセンティブテストネットを開始します。

実際には、これはテストネット以上です。 その代わりに、実質的にCardano メインネットのレプリカになります。 メインネットの状態のUTXOスナップショットを取得し、それをテストネットに移行し、制御されたサンドボックス環境内でShelley時代の機能を提供します。 ただし、これはADAのステークを委任することに実際の報酬を提供するため、典型的なテストネットとは異なります。 Jörmungandrは分散化され、ユーザーはステークプールを作成したり、ステークをステークプールに委任して報酬を収集したりできるようになります。 これがどのように機能するかについては、もう少ししたら皆さんに必ずさらに詳しくご説明いたします。

プロトコルが現実の世界の厳しい競争を生き残るのに十分安定していることに満足したら、私たちはインセンティブ化されたテストネットの報酬をCardano メインネットに戻してマージします。 Jörmungandrのインセンティブ化されたテストネット中に生成されたすべての報酬は、Cardano メインネット上でリアルでライブで使えるADAとなります(ですのでご自分のステークキーのニーモニックを無くさないで!) このようにすること、インセンティブモデルが利害関係者とステークプールの行動をどのように促進するかについての現実的なテストが得られます。

Cardanoには数か月先非常にエキサイティングなことがあります。皆さんがこの旅にご参加くださるのを楽しみにしています。

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