CatarystFund9日本関連提案BAD/GOOD/概要/提案者コメント一覧-詳細はこちら!
タイトル・Good・Bad・コメントだけ抜粋、(上のスプレッドシートに提案者名や予算含めてもうすこしわかりやすく記載されています🙇♂️)
タイトル | PAコメント:Bad | PAコメント:Good | ⇦に対しての提案者様からのコメント |
---|---|---|---|
IoT/M2M Oracle Platform Development | ・昨年行われたChainlinkとの提携によるOracle環境構築と比しての今回の提案の差異や優位性、必要性についての説明に不足感あり ・チーム実績や構成が不透明で、まだ開発企業も未定という青写真段階であり、予算積算や評価指標も明確ではないことからも実行性の担保に懸念 |
・カテゴリの趣旨に合致しており、プロダクト内容も明快 ・Oracle導入により、外部からの多種多様なデータ活用が可能となり、低コストや高処理などのCARDANOのハイスペックな性能を生かせる環境を構築できる |
N/A |
Smart Card Hardware Wallet | ・ウォレットの携帯性と安全性の両立や日常でのユースケースについての描写に不足感あり ・チーム実績や構成が不透明で、まだ開発企業も未定という青写真段階であり、予算積算や評価指標も明確ではないことからも実行性の担保に懸念 |
・カテゴリの趣旨に合致しており、プロダクト内容も明快でわかりやすい ・指紋認証によるカード型ウォレットはこれまで事例がないという先駆性 |
N/A |
Startups & Onboarding for Students | ・学生の意欲や可能性を期待し支援するものではあるが、その企画力や実行性に対する予算枠としてはこの規模でもやや過大とも言える印象も正直あり ・現在のFund9での成果を踏まえ、次回以降のカテゴリ設定の適否をあらためて検討するという選択もあったかもしれないという印象もあり |
・提案毎の予算上限を設定することで数多くの採択機会を増やすとともに、参加資格に学生としての身元提供を要件づけるなどカテゴリ趣旨としてよく練られている | N/A |
Support dRep Japan and Vietnam | ・東半球タウンホールの提案内容と重複しており、対象言語や実施分野が限られている分、優位性として不利な印象あり | ・実施内容が明快であり、ドキュメント公開によりdRepへの理解や参加促進、適正な投票につながる | N/A |
dRep tool for non-English speakers | ・日本コミュニティにおいて現状同内容のデータがFund5より作成されており、日本語のコンテンツとしては内容的に重複しコストも高い ・既設サイトの完成度を見る限り、翻訳の精度には不安あり |
・Catarystの提案の概要やアドバイザースコアがわかりやすい日本語などでまとめられ、投票するための判断として使用できる ・将来的にさらなる多言語展開を見込んでいる |
①Vcoincheck.ioのホームページの項目と記事について、現在翻訳チームが日本語へ翻訳していてまだ確認中なので、まだ公開していません。 ②PA様に指摘していただいた日本語の間違いの項目は、実は設定ミスで自動翻訳で翻訳されていいるところです。未確認の日本語を提示してしまって大変申し訳ございませんでした。現在翻訳した記事及びこれからの翻訳するdRep等の資料については、日本人のメンバーに確認していただいています。精度を向上させるため、PDCAも実施する予定です。責任感を持ってちゃんと実施ます。ご安心ください。 |
Social and Business Development | ・やや漠然とした括りでもあるので、ビジネス全般としての提案の受け皿となる可能性もある | ・人道的活動や環境保護など、社会貢献的な側面において国や企業からの提案を呼び込みたいとする趣旨であり、意図としては明快 | N/A |
Service Marketplace for Japan, VN | ・サービスの内容は明快だが、GoogleやDeepLなど自動翻訳の能力が向上した現状で、Cataryst関係者というそもそも絶対数が少ないユーザーのうち、翻訳にコストを投じる人がどれほどいるのかという点で、運営が維持できるか疑問あり | ・Fund8にて資金提供を受け、すでにプロトタイプとしてのサイトをオープンしており、サービスのイメージがつきやすい ・工程や成果を明確に示しており、実現可能性も高く見込まれる |
N/A |
Vcoincheck-Share(Knowledge) to earn | ・そもそものサイトの完成度や普及度合いに疑問があり、スコアリングの仕組みの説明も不十分 ・継続的な取り組みの必要性に触れている反面、これまでどれほどの利用者があり成果が上がっているのかという側面での言及が少ない |
・過去Fundより継続的に取り組んできており、その記載内容も提案書として明確に示されている ・スコアリングによるポイント付与によるクイズ形式など、意欲を喚起させる教育プログラムを構築 |
N/A |
Vcoincheck Library (Phase 2) | ・すでにいくつかの記事が上がっているが、少なくとも日本語に関しては図書館が「としょうかん」となっていること、さらにその翻訳も項目箇所のみで肝心な本文は日本語化されていないなど、サイトとしての完成度に疑念あり ・このクオリティでさらに記事を上乗せされても成果としては見込めないというのが正直な印象 |
・過去Fundより継続的に取り組んできており、その記載内容も提案書として明確に示されている ・今回は掲載記事をさらに充実させるというシンプルな内容 |
①vcoincheck.ioのホームページには日本語の記事がまだ有りません。(理由:現在Cardano Libraryという別のホームページで作成し、日本語へ翻訳中FUND8提案の今月目標は30記事です。進捗は: https://cardanolibrary.net/ ) ②いくつかの項目の日本語が違っています。(理由;自動翻訳設定がバグっていたため。Fund8の「Project Evaluation Website Ver 1.1」提案書目標はVcoincheck.ioのHP基本項目翻訳が今月末に25%完成) |
Quality Assurance of Organic Foods | ・提案内で書かれているとおり、JAとの関係性による継続性のリスクがあるのであれば、まずはその点の見通しや打開策の提示がほしいところ ・出張費の詳細が不透明でやや過大な印象 |
・AtalaPrismの活用を念頭においた提案で、生産地や流通経路ではなく土壌の肥沃性を証明するという観点がユニーク ・農業に携わる提案者だからこその観点で、問題提起や解決手法がフェーズに分けたロードマップとして明確に示されている |
N/A |
Japanese Traditional Crafts NFT | ・当面は購入サポートがメインとなるが、その後の持続可能な運営についての方向性がやや不透明な印象 ・取り扱う職人や工芸品をどのようにさらに増やしていけるか、その働きかけや手法への言及があるとなお説得力があった |
・伝統工芸とNFT市場という斬新な組み合わせにより職人や販路の拡大を図る ・問題背景やその解決策について明確に示されている |
・そもそも、このプロジェクトは持続可能であるか? →既存の伝統工芸産業に新しい販路を提供するだけであるため、元々のビジネスモデルが崩れる心配はない。 →職人へのサポート運営費も、新しいマーケットプレイスの発展に伴う宣伝手数料やミントのサポート費用などで十分賄える(サポートによる自分の利益はあまり求めていない)。 ・今後どのように取り扱う工芸品や職人の協力者を増やしていくのか? →そもそも今回のプロジェクトは、職人側からの申し出があってスタートした。阿波紙ファクトリーはKittamuが斡旋してくれたため、京縫いながき工房はランケットさんの知り合い経由&職人が暗号通貨の投資家でもあったため協力を得られた。そのため、まずはスモールスタートでの成功を収めた後に、現状の協力者経由で新しい職人の紹介をしてもらうつもりである。 |
Scoring Social/Environmental Impact | ・参加者の行動評価手法のわかりやすい説明があるとなお良かった ・ソリューションの普及のための取り組みへの言及に不足感あり ・分割提案でやや重複的記載あり |
・Atala Primの技術を活用したユースケースで、ポジティブな行動が記録されたブロックチェーンに基づきインセンティブが支払われるという興味深い仕組み | ・5つの提案の繋がりは? →まず、AtalaPRISMとMilkomedaとの統合、インパクトスコアとユーティリティトークンの開発がベースとなる。次に、インパクトスコアの最初のユースケースである人材マッチングサービスの健全化のためにエスクローの開発が必要であり、さらに別のユースケースとして、レンディングサービスの展開にも挑戦する。 |
Atala Integration with Milkomeda | ・同提案者の他の提案でAtalaPrismに関するソリューションが複数盛り込まれているが、この提案が採択されなかった場合の影響が懸念される ・そのため、他提案との関連性やそうしたリスクへの対応なども提案書内に盛り込んだ方が望ましいと感じる |
・同社の製品であるMilkomedaベースの「Socious」をAtalaPrismと統合させることで、ERCトークンやウォレットと接続可能となり、より多様なユースケースが想定される | 同上 |
Impact lending for the unbanked | ・参加者の行動評価がどのように行われるかまでは提案からは見通せない ・別提案のAtalaPrism統合提案が採択されなかった場合、この提案の遂行への影響が懸念 |
・Atala Primの技術を活用したユースケースで、ポジティブな行動が記録されたブロックチェーンに基づき、低金利融資を受けられるという明快な内容 ・同者の別提案ソリューションに基づくもので、活用範囲の視点を広くもっている |
同上 |
Recognize Impact through DIDs | ・参加者の行動評価手法のわかりやすい説明があるとなお良かった ・別提案のAtalaPrism統合提案が採択されなかった場合、この提案の遂行への影響が懸念 ・分割提案でやや重複的記載あり |
・Atala Primの技術を活用したユースケースで、ポジティブな行動が記録されたブロックチェーンに基づきインセンティブが支払われるという興味深い仕組み | 同上 |
Decentralized Escrow for Remote Job | ・やや煩雑とも言える仕組みでなかなか理解が難しい ・利用者を増やしこのソリューションを普及させていくための取り組みへの言及に不足感がある |
・提案者のソリューション「 Socious」を使用したプロジェクトであり、問題提起や解決策まで具体的に示されている ・予算の内訳や最終的な成果指標も詳細に示されている |
同上 |
Cardano Japan Brand Dev Initiative | ・継続案件であるからこそ、これまでの活動状況や成果などをここでも示してほしい ・予算積算の説明もやや不足感があり、全体として過大にも感じられる |
・Fund8からの継続案件であり、マスメディアのみならず政府機関への働きかけも視野に入れるなど、明確なビジョンのが示されている ・日本における知名度と採用の促進を図るうえで効果的な活動を行っている |
N/A |
Sustainable Coffee to Earn \ud83c\udf0d\u2615\ufe0f\u270d\ufe0f | ・現状ではエンジニアが不在であることや、企業へのカーボンクレジットの働きかけに関する方向性についても触れられておらず、調査終了後のフェーズ2においての実行性にやや懸念がある ・予算積算の提示にやや不足感あり |
・自身がコーヒー関連産業に携わっていることから問題提起が明確であり、提案の必要性への説得力がある ・開発工程を2つのフェーズに分け、今回はCO2測定と明確に示していること、国連非営利団体からの採択を受けていることも実行性の担保が感じられる |
PAコメントに対する追記→建設的なコメントに感謝致します。 ・Haskellエンジニア不在に対する対応として、Milkomeda EVMでの実装に向けて調査中。 ・企業への働きかけについては、①GXリーグ 参画企業内で排出権市場のルールメイキングを実施中。②大手金融機関と自主的排出権取引市場での販売にむけ情報交換中。 ・予算積算の提示は現地調査、開発など外部連携による積算なため詳細部分不足感は否めませんが、実績報告で不安脱却を図りたい。 |
L-Earning Bazaar: Web3 Integration | ・提案の中でも触れられているが、競合する同種のプラットフォームとの優位性を確保し、どのように参加者を募っていくか、そのマーケティングの展望にやや不足感のある印象 ・予算の積算根拠が他項目の詳細な書き方と比べて粗い ・分割提案との重複要素も多く役割の差異がややわかりづらい |
・コンセプトが非常に明確で、幅広いジャンルの授業の構成や報酬の仕組み、講師と学生の双方が得られるメリットなどが詳細に練られている ・ロードマップや成果指標もしっかりと示されている |
・既存の競合マーケットプレイスとの差別化は? →CNFT最大のマーケットプレイスであるJPGストアと提携を結べたことで、CNFT界隈からの集客効果が見込める点。 ・CNFT is CommunityをSoudan NFT上に移行するメリットは? →Soudan NFTのコミュニティには中国人やベトナム人のユーザーが多く、彼らを巻き込むことでアジア圏でのCNFTの認知度を広げることができるから。 |
L-Earning Bazaar: Platform Building | ・提案の中でも触れられているが、競合する同種のプラットフォームとの優位性を確保し、どのように参加者を募っていくか、そのマーケティングの展望にやや不足感のある印象 ・予算の積算根拠が他項目の詳細な書き方と比べて粗い ・分割提案との重複要素も多く役割の差異がややわかりづらい |
・コンセプトが非常に明確で、幅広いジャンルの授業の構成や報酬の仕組み、講師と学生の双方が得られるメリットなどが詳細に練られている ・ロードマップや成果指標もしっかりと示されている |
同上 |
CNFT Community in Asian Community | ・KPIをコンテンツの作成量やイベントの実施回数としているが、提案主旨から踏まえるともう一歩踏み込んで、CNFTへの理解や参加がどれほど増えたかなどという効果測定的な指標も必要と感じる ・3か月間の活動費用としては正直過大な印象がある |
・さまざまなコンテンツの発信やコミュニティの充実によりNFTの楽しさを伝え、東アジア圏でのCNFT市場も活性化させたいという強い意志が感じられる ・実績ある提案者によりビジョンや実施内容が非常に明確に示されており、提案書としての完成度が高い |
関係者が多いから予算が多い。 |
Eastern Hemisphere dRep TownHall | ・KPIやロードマップの提示が英語の画像資料のみで翻訳もできず、多言語化という提案趣旨と相違している ・資料作成後どのように拡散させて幅広い参加につなげていくという方向性の提示にやや不足感あり |
・継続して公開ミーティングを開催している、実績あるチームによる提案 ・今後のdRep実施に向けて、適正な判断や投票が可能となる情報を英語以外の7か国語の言語に展開することで共有できる |
ご指摘の通りであり、次回以降のFUNDでは書き方を見直したいと考えています。 |
Grow E. Hemisphere, Grow Cardano | ・提案者が東半球タウンホールであり、穿った見方をすれば彼らの提案採択がより集中するような環境となる懸念もある | ・これまではアジアやアフリカなどの地域ベースでのカテゴリだったが、東半球としたことでより対象が広範となる | 同上 |
Empower Vietnam Cardano Community | ・東半球カテゴリと同じくタウンホール発の提案だが、趣旨的にはいずれかに絞ることが望ましい印象あり | ・最近のFundでの提案数も増加傾向にあり、熱量も強いベトナム圏でのさまざまなプロジェクトに対応できる | 同上 |
Connecting Asian Voter and Proposer | ・どのようなコンテンツを翻訳するのか方向性がやや不透明 ・同提案者の「Onboarding East Asia Today」と目的や成果として被っている部分が多く、予算確保という目的以外にわざわざ分割させる意味があまり見通せない |
・インドネシア語を中心に、Catarystに限らずCARDANOに関するドキュメントの翻訳プロセスの向上を図るもの | 同上 |
Onboarding East Asia Today | ・投票の重要性をホルダーに伝えるコンテンツを見込んでいるが、どのような内容となるのか提案内容からは見通せない ・そもそもコストを別途わざわざかけなくても、定例的に実施しているミーティングにてその内容を語って動画資料として拡散すれば良いのではという印象もあり |
・英語が不慣れなアジア圏の投票者向けに、Catarystに関する多言語コンテンツを作成するというシンプルな内容 | 同上 |
Eastern Town Hall Team Operation | ・過去Fundからのコピペ的な内容だが、少なくとも日本において第三者的に見たときに、提案プレゼンや進捗報告のオンライン会議の参加者数などを踏まえると、目に見える成果や必要性の説得力があまり感じられず、現状では労力に要するコストとして疑問が生じる ・例えばサイト管理費用も過去Fundより相応の資金が提供されているが、は現状未整備の箇所も多いままで、SNSの発信も活発とは言えない |
・Fund6以降から継続するコミュニティの取組支援となる提案であり、必要性や意図としては明確に示されている ・運営レベルとして他の地域との交流促進が図れる |
同上 |
dRep improvement and onboarding | ・Fund9の状況を見る限り、IOGなどから提供されるコンテンツの翻訳や要約に偏る傾向もあり、多様な提案が集まるかは不透明 | ・Fund10より実施予定のdRepの仕組み構築やツール提供に関する内容で、その目的や指標も詳細に設定されており、予算枠もFund9の状況を踏まえ適正化されている | 同上 |