AI/合成生物学/量子コンピュータ/ナノテクノロジーに対する規制層にもなるブロックチェーン
ブロックチェーンがないならば超ピラミッド型社会へ急速に進みます。サークル型の社会を望むならば、２１世紀にはブロックチェーンの柱が必要です。
今後100年の話をします。今まで多くの発明がありました。
AI・合成生物学・量子コンピューティング・ナノテクノロジー・ブロックチェーン
AI：非常にパワフルですが既存の計算能力に制限されています。量子コンピューティングとAIを掛け合わせることで、ブロックチェーンの資産をハックするようなことが考えられます。そのために私たちは量子耐性の効率的な手法を考える必要があります。
合成生物学：技術による絶滅の回避で、人間の細胞にタコを合成しカメレオンのような能力を得ることができます。生物から機能を奪ったり追加したりできるのです。
ナノテクノロジー：これはあらゆるものをコンピュータにできるものです。例えばテーブルに直接メニューが表示されるようにできますし、合成生物学と組み合わせると、直接脳にコンピュータを埋め込み人間の機能向上することや細胞にデータを埋め込む可能性も研究され、またがん治療も可能になります。てんかんを直したり、また小児性愛者の化学的去勢など規制の手段にも利用できます。あなたかここで感じたように、この技術には善も悪もない、中立的なものです。ナノテクノロジーや合成生物学は不死をも可能にする可能性があります。
ブロックチェーン：ブロックチェーンも同様です。社会には多くのルールがありますが、結局守られていないもの、罰が罰として作用していないものなどが多くあります。ブロックチェーンはこれを機械的に強制します。これがないならばAIに勝つことはできません。公正に設計されれば、世界での意思決定も可能にします。ブロックチェーンは他のAI等のテクノロジーの潜在的なリスクに対する規制層として機能することができるのです。規制層がない場合、強烈なピラミッド社会、不死の強力なリッチな一部の人々を支えるためにその他の人々が働くような社会になりかねないのです。
人類に扱いきれないレベルのテクノロジーを統制できる、人間の哲学を初めて物理法則にできる、それがブロックチェーンのポイントです。私たちをお金、ID、データ、投票を自分自身で管理できるようにすることです。2100年には支配者があなたの自由意志を今まで見たことがないレベルでコントロールできる力を持つ可能性があります。ブロックチェーンのトークンやコインはガバナンスの透明性を確保するための不可欠なツールです。ある日、発展途上国で生まれた人は、先進国で生まれた人と同じシステムにアクセスできるようになるのです。
世界の富豪は不老不死のテクノロジーに投資して、量子コンピュータは10年以内に実用化され、ブロックチェーンも再帰スナーク等により世界規模のテクノロジーになりつつあります。ピラミッドのような社会を望むか、サークルのような社会を望むかの選択が迫っています。
私たちが取り組むのは誰もが開発に貢献できるオープンソースであり、CIP1694もさらに改良されていけば、10年以内にはCardanoのようなガバナンスを国家レベルで行える道筋も見えるでしょう。さらにCardanoがCBDCなどのシステムに使われる道筋も見えてきます。
問題は暗号資産を制限しようという試みであり、腕を切り落とすか錠剤で腕を直すかの選択において、腕を切り落とす選択をするようなものです。ブロックチェーンが他のテクノロジーを適切に統制する手段です。そしてピラミットではなく、サークル型の世界を実現できるのです。