Cardano の2023年主要アップグレードとなるCIP1694の7つの変更点🔥

Cardano の2023年主要アップグレードとなるCIP1694の7つの変更点🔥

1.憲法委員会に任期がつく(定期的に再選される必要あり)

2.今いるdRepが信頼できない場合、棄権、信頼できないといった投票が可能に

3.ブロックチェーンを直ちに変更しないがチェーン上で皆の好みを見れる投票を可能に

4.スクリプトで制限されたdRepを生み出す機能

5.最低ステーク投票量という概念を廃止し、違うやり方をします。

・初期段階では、憲法委員会とSPOのみが制限された権限を持ち、特定の日をすぎるか、十分にdRepへの委任が集まった段階でこれは終了します。

・初期段階の終了時に、少なくともどれぐらいのステークの、上位どれぐらいの集団のdRepが役割を担うか決定します。エポックごとに、この最低ステーク量や上位数を軽減して、最終的にこの制限を外します。

6.すべてのガバナンスアクションにはSNSのURLなどを付けることもできます。

7.dRepへの委任報酬、dRepへの柔軟型報酬を与えます。これらの報酬構造は、一旦特別な金庫で実施され、後ほどメインのトレジャリーから直接行われるようにします。

ーーー以下、そもそもCIP1694の概要と日本語訳ですーーー

①CIP1694内容

② 日本語訳

【ポイント1】 CIP1694で決めたいことは大きくは2つー「Cardanoの開発資金(国庫と呼びます)の使徒の決め方とCardanoが今後どう開発されるかの決め方」を決めること。

・厳密には6つです。①現憲法委員会の解散の決定②新憲法委員会の決定③憲法の更新④Cardanoシステムを大きく変えるハードフォーク開始の決定④Cardanoシステム内のパラメータ変更の決定⑤国庫引出。

【ポイント2】登場人物は3つー①憲法委員会②DREP③SPO。この3つが、上記の承認、非承認を決めます。

・憲法とはCardanoのビジョンや守りたい原則などをまとめた文書です。

・DREPとはADAホルダーからこういったことの投票権を委任されたCardanoエコシステムの政治家たちです。SPOのようにブロックを生成したいわけではないがガバナンスに関わりたい人たちもいるので、SPOとは別に作られていますが、もちろんSPOがDREPを兼任もできます。

・憲法委員会とはかなり少数のCardanoにかなり精通したメイン開発者たちで憲法に違反したアップグレードや国庫引出などがないか監視する人たちです。特に最初の段階でDREPがどれぐらい参加するかわからない中で、リーダーシップを発揮する役割のためにいます。

【ポイント3】どのように3つの登場人物が6つの決めたいことを承認するか?は次のとおりです。

・憲法委員会の承認は原則的に全ての決定に必要です。(憲法違反がないかを確認するためです。)例外的に憲法委員会の解散の決定とそれがなされた時の新しい委員の指名には関わりません。

・DREPとSPOの承認も全て必要ですが、どれほど必要かは変えられます。

・ここだけ少し複雑です。ハードフォーク開始決定と憲法委員会の解散や解散時の委員指名を除き、DREPの議決権数が不十分な状況と判断される場合、SPO投票により決められます。ハードフォーク開始決定についてはDREPの議決権数がどれだけ少なくても関係ありません(SPOがアップグレード作業を行うわけなのでSPOが基本的にここは責任を持つ形が素直と思われるから)。憲法委員会の解散や解散時の委員指名についてはDREPの議決件数が不十分な状況と判断される場合はSPO投票にかかわらず無効です(すごく重要な決議だから)。

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