ステーキングの状況と今後の留意点、重要なのはCatalyst
ステーキングは委任率7割、特に大きなアップデートにも大きな障害はなく、進行します、
今後予定されているバベッジアップデートでは、誓約がより重く作用するような変更があると言われています、詳細は後ほどIOGから発表があると思います!
そのアップデートではみなさんの報酬にも関連してくる場合もあるので、チェックが必要です。
また、ステーキング報酬は今後どうなるのか?という質問はよく寄せられますが、ビットコインのマイニング報酬を同様となります。
ビットコインのマイニング報酬が4年に1度半減していくようにCardanoのステーキング報酬もどんどん減少しており、去年と比べると実感できるレベルで確実に減少しています。
一方で、トランザクションの量が増える(=Cardanoチェーンがより使われるようになる)と、ステーキング報酬が増加します。
では、トランザクションの量が増えるにはどうしたらいいのか?それはCardanoチェーンに素敵なアプリケーションがたくさん存在することです!
誰がそのアプリを作るのでしょうか?IOGもパートナーを数社選定し進めていますが、基本的には誰でも作れます…その開発資金は、Catalystでも調達できます!
つまり、Catalystが成功することはみなさんのステーキング報酬を増加につながるのです。
よって、投票の時は、このプロジェクトが果たしてトランザクション量を増やすのか?という観点も重要です。
ステーキングの成功はCatalystにかかっています。
スマートコントラクトのもたらす意味とは?今後のアップデートは?今のCardanoスマートコントラクト環境に欠けているものとは?
9月13日、スマートコントラクトが実装されました!これはどのような意味を持つのでしょうか?
不人気な喩えですが、例えば、Cardanoチェーンを回転寿司屋さんだとします。
ステーキングができることで、回転寿司屋の回転するところや電気などへ電力が供給されます。
スマートコントラクトが実装されることで、回転台や寿司屋そのものが完成します。
問題は
・お客さんからすると寿司を食べたいわけなのですが、寿司はまだそこに並んでいません。
・寿司職人さんが寿司を作ろうとしても、マニュアルやノウハウや包丁といったツールなどもありません。
よって寿司職人さんがマニュアル、ノウハウ、包丁などを使えるようにして、寿司を作るのを助け、寿司が並ぶようにする必要があります…そのために、最初に寿司職人さんたちの努力に報いるための制度が「Catalystになるのです。」
スマートコントラクトの成功はCatalystにかかっています。
2社上場しました!では次は?
Bitpoint、サクラエクスチェンジに無事ADAが上場しましたが、次へ続くにはどうしたらいいのでしょうか?
取引所にいる銘柄の上場審査担当者の気持ちになってみれば、例えば日本で、世界で、具体的にこんなユースケースがあるようです、というのがわかれば、ちゃんと使われているんだな、と安心すると思います…
さらなる流動性向上の成功はCatalystにかかっています。
10月2日にFESTがあり、提案者はそこで5分のプレゼント10分の質疑応答ができ、最終的にIOHKのチャンネルに掲載できるチャンスがあります1
IOHKのチャネルに乗せてもらえる機会は貴重です!!最後の宣伝のチャンス、ぜひ10月2日は予定を開けておきましょう!
仮想Hydra、無駄のないトランザクションシステム、高速トランザクションの鍵となる複数Utxo構造にすることの重要性
今週のIOGのブログで、仮想Hydraで無限のスケーリングを探究できる可能性、2段階式で無駄に手数料が取られない仕組み、複数UTX O構造にすることの重要性が強調されました!
特に複数UTXOにしないと並列して多くの処理ができないため、重要です、アプリ開発者はご留意ください。
ベトナム系の提案、よりMarloweを優しく、より感覚的に安全にアプリを作成できるETHで既に使われている仕組みをCardanoへ対応🔥
同じ東半球の仲間、ベトナムから来たMarloweをさらに強化する提案、これでさらに感覚的にCardanoでアプリ構築できるようになるかもしれません!ぜひご確認ください。
WADA、大量の提案をFUND6に展開しています…西アフリカから始まる、CardanoのAfricaビジョン実現への展開を推進する組織です!
以下がホームページになります、量が多いので、これは後ほどわかりやすくまとめたいと思います!
日本系統17提案の状況シェア🔥
1.Fostering Japanese young proposers
ISSAさん:6370ドル(65万円):若手日本人提案者を4ヶ月以内に20人増加:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Fostering-Japanese-student-proposer/367971-48088 6
・Youtube解説:Cardano Catalystの解説(前編) - YouTube 1
アドバイザーからの評価は悪くありませんでした、提案一覧等を作成し、コミュニティをバックアップしていきます!
2.Scale up Cardano by JPN Publication
Ranketさん:9900ドル(100万円):出版+Catalyst支援提案:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Cardano-ADA研究会 カルダノ解説 カタリスト解説/368427-48088 10
RANKETさんにより今回もDCスパークの提案を開設いただけました!
3.Japanese SPO community management
BTBFさん:16830ドル(180万円):テスト環境+SPOギルド運営:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Japanese-SPO-community-management/367000-48088 2
他人事ではない提案、自分のステークプールのパフォーマンスにも関わってくるかも?!要チェックとなります!
4.Exhibit Largest BlockChainEXPO(JP)
WAKUDAさん:7250ドル(80万円):EXPO出展しCardanoをアピール(してチャールズさん講演も盛り上げる):https://cardano.ideascale.com/a/dtd/日本企業へのカルダノの周知(ブロックチェーンEXPOへの出展)/367080-48088
チャールズさんの講演に既に400人応募があったようですが、まだまだ足りません、チャールズさんの会は会場を特大のものを用意しなければならなくなった、という状況にすべく、とにかくこちらをご友人等に宣伝ください🔥
https://reed-speaker.jp/Seminar/nextech_at_2021/top/?id=ALL
5.Regional Revitalization JP-Meetup
KITTAMUさん: 3000ドル(30万円):吉野川市でのCardanoブロックチェーン展開を行うために、ミートアップ実施:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Cardanoブロックチェーンの地域勉強会/369779-48088 2
徐々にこちら進めていますが、最終的にはこのキッタムの構想は横展開され、日本の多くの自治体へ広がるように横の展開も意識しております!
6.CPU/IOT development for fact data
TAKAHASHIさん/HAGAさん:80000ドル(800万円):偽造不可能なIOT×ブロックチェーンのハードウェア開発:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/CPU-IOT-development-for-fact-data/369140-48088?submitted=1 2
わかりやすさのため、今後さらに例などを用いて、アピールしていきます!日本語で開発に関してやりとりのできるコミュニティの必要性を痛感したところで、DCスパークさんのディスコードなどで、こちらやりとりしていきたいと思います!
7.DID Solutions for Local Governments
KUNIさん:10000ドル(100万円):地方自治体にAtalaを!まずは牛肉:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/DID-Solutions-for-Local-Governments/366806-48088 2
アドバイザーの評価はまずまずでしたが、適切でないコメントはそれに対してもコメントを返していきます!一方的なアマゾンレビューのような評価ではなく、反論の機会が与えられます。
8.Connecting Japan/日本 Community
SOFIさん(withRNAKETさん、ISSAさん)予算50000ドル(500万円):FUND7において、500万円分の予算を予約する提案!(500万円SIFIさんが受け取るわけではありません!):https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Japan-日本-Community/369705-48088 2
日本関連の予算を確保しましょう!というものになります、日本コミュニティ的にはデメリットはないと思いますので、ぜひチェックされてください🔥
9.Cross-chain Asset Transfer Standard
DCSPARKさん25000ドル(250万円):クロスチェーン移行の標準:Community
10.Milkomeda Oracle
DCSPARKさん125000ドル(1250万円):ETH開発者のCardanoでのオラクル開発を便利に:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Milkomeda-Oracle/369192-48088 4
11.Multiverse - dApp Rollback Handler
DCSPARKさん100000ドル(1000万円):dAppsをより便利に使えるように:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Multiverse-dApp-Rollback-Handler/369187-48088 1
12.Multisig For Building EVM Bridges
DCSPARKさん40000 ドル(400万円):ETHとのブリッジ用のマルチシグ:Community
上記の9-12はDCスパークさん系統のものであり、チャールズさんに、「私のCardanoでの最大の失敗はYOROIのようなウォレットをもっと早く開発しなかったことだ」、と言わせてしまうぐらい先見の明を持ってYOROIを開発されたセバスチャンさんやテストネットや投票システムの基礎となったシステムを作ったニコラスさんなど多くのEmurgoやIOGの力強いメンバーで構成されています。
この4つについてRANKETさんによりスライドで詳しく動画で説明されていますので動画をご参照いただけたらと思いますが、この4つは全く独立のものではなく相互に関連していて、非常に安易な単純かをすると、
「ETHや他のチェーンとの相互運用性を高め、他のプロジェクトで既に開発されたものをCardanoへ持ってきやすくし、Cardanoを効率的に魅力的なものにしていこう!」
というもので、それを実現するために必要な4つの要素について各々提案されています!
これも評判の悪い喩え方で申し訳ありませんが、Cardano(回転寿司屋)には現在、アプリ(お寿司)がありませんが、他に、ETH等(手巻き寿司屋さん、おむすびやさん)似た店舗が大量に存在しています。このおにぎりを作るマシーンやマニュアルを簡単にCardnaoのお寿司作成のツールやマニュアルに転用できれば、効率的です。
上の4つは「今」まさにCardanoが必要としているソリューションと言えるでしょう!
13.On-boarding East Asia Today!
東半球ミートアップ運営12500ドル(125万円)-Catalyst関連の翻訳パイプラインの作成(日本語翻訳含む!):Community
14.Connecting Asian Voters & Proposers
東半球ミートアップ運営15000ドル(150万円)東アジア向けの信頼できる投票者を助ける情報源の提供(日本語含む):Community
15.Eastern TownHall Team Operation
東半球ミートアップ運営10000ドル(100万円)東アジアのCatalyst参加を助ける東半球タウンホール活動の維持費用:Community
16.Connect East Asian Entrepreneurs
東半球ミートアップ運営20000ドル(200万円)ーインドネシア、ベトナム等でのスタートアップ向けイベントでCatalyst提案者を増やす:https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Connect-East-Asian-Entrepreneurs/369120-48088 1
17.Grow East Asia, Grow Cardano
東半球ミートアップ運営250000ドル(2500万円)ー東アジアの人々向けの予算をFUND7において確保するテーマを用意(これが通れば一定の提案が東アジアの枠で通せるようになります!):https://cardano.ideascale.com/a/dtd/Grow-Southeast-Asia-Grow-Cardano/367250-48088 1 1
上記の13-17はこの東半球ミートアップチームが駆動させているプロジェクト群です、東アジアを盛り上げていこうぜ!という趣旨のものなので、どれも理解しやすいかなと思います、ぜひご参考にされてください!
次回も、毎週土曜18時に行います、ぜひふるってご参加ください!!