ツーク 2019年10月23日。Cardano財団とCOTI(エンタープライズグレードのフィンテックプラットフォーム)は、ADA支払いゲートウェイを開発します。このサービスは11月に立ち上げを予定しており、このサービスによって商業者はADAの支払いをほぼ即時に35のフィアット通貨立てで銀行口座に入金することが可能になります。
COTIはこのサービスの開発と実装を行っており、ADA支払いゲートウェイによるソリューションを加盟店向けに簡単に展開できるようにしています。支払いソリューションは、adaPayボタンまたはQRベースの販売時点情報管理(POS)システムを使用して、商業者のWebサイトと簡単に直接統合できます。このサービスは、ADAによる支払いの受け入れと決済を簡素化し、商業者がすべてのトランザクションをリアルタイムで管理できるようにします。
COTIのCEO、Shahaf Bar-Geffenは次のように述べています。
「adaPayによる決済機能を求める商業者向けのユニークな支払いソリューションを構築するにあたって、Cardano財団とチームを組めることを私たちは喜んでおります。CardanoエコシステムパートナーとCOTIの間には深い信頼関係と多くのサポートが存在しています。この協力関係は、真にユニバーサルな支払いソリューションを提供し、COTIのテックスタックを自社のエコシステムを超えて拡大するにあたっての最初のステップの1つです。人々が価値を交換する方法はより良い方向に変化しており、支払いについての将来の展望はさらに有望なものに見えます」
Cardano財団は、COTIのユニバーサル決済ソリューション 51(UPS)を活用してADA支払いゲートウェイ サービスに力を与え、Cardanoエコシステムの内外でユーティリティのユースケースをさらに拡張していきます。COTI UPSは、従来の支払い処理に関する既存の全サポートシステムとデジタル資産の付加価値を組み合わせた、包括的なADA支払いソリューションを提供します。
COTI UPSは、今後融資商品やプリペイドデビットカードなどその他の金融サービスへも拡張し、ADAを利用する商業者にもこうしたサービスを展開していきます。
ADA支払いゲートウェイのプレビューを観る:
COTIについて:COTIは、クロスチェーンの相互運用性を可能にするエンタープライズグレードのフィンテックプラットフォームであり、独自のDAG-ベースのチェーン上に構築されています。極端なスケーラビリティと低いトランザクションコストをサポートし、かつ、総合的なデジタル支払いソリューションであるCOTI Payの形式を固有の支払い要件で補完しています。COTI Payは、企業や商業者があらゆる種類の支払い方法を受け取り、独自の支払いネットワークとCoin as a Service(CaaS)を構築し、即時決済し、利子を獲得し、運転資本ローンを通じて自社のビジネスを成長へ導くためのエンパワリングをサポートします。詳細はこちら:https://coti.io/
Cardano財団について:Cardano財団はスイスのツークに拠点を置く独立団体であり、世界初の第三世代ブロックチェーンCardanoおよびそのエコシステム開発の監督および管理支援をその役割の中核に据えています。当財団は、科学哲学を使用し、スマートコントラクト向けに開発された最初のブロックチェーンプラットフォームCardanoを保護、推進するとともに、プロトコルのユーザーとコミュニティを代表し擁護することを約束しています。また、Cardanoの設計と製造を担当しているInput Output HK(IOHK)、そして商業的なベンチャーを通じたCardanoエコシステム強化を目的とする営利団体EMURGOと協動しています。なお、この3つの事業体は、ガバナンス、所有権およびリーダーシップにおいて完全に分離されています。詳細はこちら:www.CardanoFoundation.org