IO ScotFest [1日目]概要まとめ - ADAに加えてDustトークンが今後ステーキング報酬としてもらえる可能性?!

チャールズからサプライズ:Cardanoサイドチェーンである企業志向プライベートスマートコントラクト型Midnightを開発していき、対応SPOによってはADAに加えてDustトークンが今後ステーキング報酬としてもらえる可能性あり?!

■エジンバラ大学情報学部長-ブロックチェーンテクノロジーラボ、ゼロ知識証明ラボ、エジンバラ分散化係数、IOラボなどでIOGとコラボレーション

■Aggelos Kiayias 教授 - エジンバラ分散化係数(EDI)ーあらゆる要素を加味して分散化を計測する指数と一定の水準を満たした場合のバッジのシステムを作成しオープンソース化の上、種々のブロックチェーンで実態に計測する。

・分散性の計測には、生存性(survivability)も加味しないと意味がない。SPOF(単一障害)分析が必要。Nakamoto係数(セキュリティが破壊される最低プール数)+ジニ係数(収入公平性)が参考になる。

・地理・ガバナンス・ハード・ソフト・API・ネットワーク・コンセンサス・トークノミクスを加味する。

・コンセンサスーアドレス及びマイナーへ渡って。配分が中央集権化すると、単一障害の可能性もでる。セキュリティ面では長距離攻撃、活性面ではトランザクションの検閲。

・トークノミクスーアドレスや投資家に渡って。安定性面で、クジラが価格を支配するリスク。セキュリティ面でそのため正直なマイニングをやめるリスク。

・流動性ー取引所や取引ペアー取引所の影響度が高まり、マイナーが正直なマイニングをしなくなるリスク

・また、学祭的なブロックチェーン研究のためのIOラボを設置:450万ドル、2022年11月末まで提案募集し、2023年1月まで期日。リサーチテーマは幅広く。

■チャールズコメント

プロジェクト発足当初はどうやって素晴らしいブロックチェーンを作ろう、という話で進んでいました。そうして進めていき素晴らしいブロックチェーンが作れましたが、次にどのように世界をより良くしていこうという話になります。

どのように大規模な採用につながるか?規制当局とも会話すると、結局、複雑なことに対応できないといけないということに落ち着きます。どのように現実の問題解決をするか、IOGはこれらに対応していき、これらについてプレゼンしていきます。

EDI(エジンバラ分散化係数)は顧客保護など多くの役割を果たすでしょう。

ゼロ知識ラボは大規模な採用を前提にした場合の説明責任を果たすプロトコルです。

多くの人々がはいり、でていき、顔ぶれが変わりましたが、ビジョンはずっと一貫しています。

■ゼロ知識証明ラボーゼロ知識証明はプライバシーを保護し、権力濫用からも守れるパワーを与える。①スケーラビリティ(zkEVMイーサリアム)②プライバシー通貨(Zcashなど)③権力濫用説明責任④プライベート分散型ID管理⑤汎用目的プライベートスマートコントラクト

NIZKで誰もが検証できる。

■インプットエンドーサー- 5年間の並行構造の研究の結果、インプットエンドーサーは高いスプープット・スピードを実現し低い料金分散性も拡大できることがわかった

プロトコルの定義→トランザクションの推測→CIP→コミュニティレビュー

レイヤー1でアプリケーションやトランザクションの需要増加に耐えられるようにする。

■チャールズ講演

6年前に小さいラボを作り、夢をおうプロジェクトを作りました。Cardanoであり、それはまだ理想を模索する段階でした。

非常に長い旅でした。そこから多くのエンジニア、多くの研究、多くの過ちをバイロン再起動で書き直し、とにかく長い旅でした。

マーケットは非常に混乱しています。急激に上昇し急激に下落し、パンデミックもありトラブルもあり、非常に大変な業界です。しかし諦めますか?いいえ、前進するだけです。

Shelleyをローンチし、スマートコントラクトをローンチしました。

2022年は、3,200のプール、360万のウォレット、5000万のトランザクションがあり、IOGは、56,772のコミット、32のアクティブなレポジトリ、729の編集者、139のリリースを行いました。

▼Voltaire

何が良いガバナンスですか?3つのカテゴリーがあります。2023年にはこれらがやってきます。

①代表ー合意

CIP1694 dRep (SPO/委任/アップデートシステム)

多くの意見を募集しています。

②ルールー会則(憲法)

・これは機械が理解できるような形式手法のようなものである必要があります。

・例えば450億ADA以上のADAを増やさないことに大多数の人が信じているはずです。

③機関ー複雑性に対処するには必要です。標準を作っていく必要があります。良い機関がないなら良いガバナンスはありません。

分散化は機関というミドルマンを排除したいですが、必要です。

すべてのADAホルダーがすべての議題に、コンピュータサイエンスに精通しているわけではありません、どう合意しますか?

具体的にはMBO(メンバーベース組織)を作ります。

FTXを見てください、ガバナンスにはこの3つは必要です。この3つが揃って初めてCardanoは世界の金融インフラへの道を進めます。邪悪にならないのではなく、邪悪になれないシステムを作るのです。

▼Basho

Voltaireは非常に複雑ですがBashoは単にコンピュータサイエンスの話をすればいいだけなので単純です。

アカウントモデルは良くないのでEUTXOを作りました。分散型レジャーを考える時、決定性がないことは恐ろしいことですがEVMはそのようなものです。

インプットエンドーサーはスループットの改善、CIPによる改善、SPO運営の安定性向上につながります。

ミスリルはフルノードセキュリティでありながら高速なウォレットを実現します。

Hydraはレイヤー2オフチェーンソリューションであり、効率的で安全でNFTやDEXにも使えて実用的です。

サイドチェーンを作りスケールもできます。その他の目的のサイドチェーンを作ることもでき、また、翻ってメインチェーンのセキュリティが強化されることもあります。MAMBAもあります。

▼4年間温めてきました。Midnight:データ秘匿型サイドチェーン。コインだけでなくスマートコントラクトを秘匿化(カチーナ)します。

協会 商業 表現(ACE)の自由を守ることが目的です。すべてのものが秘匿化されるブロックチェーンを作成します。大企業が採用するにあたって絶対的に必要です。2022年においてはコインが秘匿化されるだけではいけません。

DustトークンがMidnightのトークンでありSPOがメンテナンスするとこれがもらえます。つまりADAとDustのステーキング報酬になる場合があるということです。

■COTI - DjedーアルゴリズムステーブルコインCOTI

・COTIはDAGプロトコルで4000万ドルのトレジャリー。

・COTIとCardanoの接点:①ADA Pay②c Fundの最初のVC投資③Djed

・ステーブルコインは①法定通貨担保②暗号資産担保③アルゴリズム担保の三種類がある。DJEDはUSDベグでADAベースコインでSHENをリザーブコイン。SHENは、コントラクト内で健全なリザーブを維持し、ADAをコントラクトに送るようにユーザーを動機付けるものになる。

・リザーブが400%以下だとDJEDを生成できず、SHENをバーンできない。800以上だとSHENをミントできない。

・すでに多くのDJEDエコシステムが作られてきている。