Catalyst Proposal submission Guide(英語)
Googleドキュメントフォーマット(英語)
(1)GENERAL
項目 | 解説 |
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Proposal title | 大半の投票者はタイトル以上の情報を見ないので、これ以上にないほどに重要です。250文字以内。 |
Name and Surname of Main Applicant | プロジェクトの最高責任者の氏名。 |
Email address of Main Applicant | プロジェクトの最高責任者のメールアドレス |
Additional Applicants | Additional applicants(追加応募者)は、提案に直接責任を持つ人です。案に何か起こった時には、主体的に解決しなければなりません。似た項目のCo-proposers(共同提案者)とは、あなたのチームにはいないかもしれませんが、アドバイザー、サポーター、パートナーになることができる人です。 |
Requested funds in ADA | ・ADA量を書きます。15,000ADA以上である必要があります。 ・Catalyst Openでは75,000ADA以下である必要があり、また他のチャレンジでもこのような制限が記載されていることがよくあるので必ずチャレンジの内容を確認します。 |
Please specify how many months you expect your project to last(from 2-12 months) | プロジェクトの実施期間を2−12ヶ月で指定します。それ以上、それ以下は認められません。 |
Please indicate if your proposal has been auto-translated into English from another language. | DEEPLなどで翻訳されたものになっているかどうか記載します。英語が流暢ではないことを読者に理解してもらう(特にレビュアーに理解してもらう)ものです。 |
What is the problem you want to solve? (200-character limit including spaces) | あなたが具体的に何の課題を解決したいのか、200字以内で記載します。 |
Summarize your solution to the problem (200-character limit including spaces) | ・解決したい課題に対して、どのように解決するのか、200字以内で記載します。 ・明確に、「ーという理由で、ーをして解決します」と書いてください。「私たちにはこの課題に対処する方法があるはずです」という書き方は適切ではありません。 |
Website/ GitHub repository, or any other relevant link | 何かWebサイトなどのリンクがあったらここに貼ります。このサイトはレビュアー等は必ずしも読まない可能性があることに注意! |
Does your project have any dependencies on other organizations, technical or otherwise? | 外部のツールやソフトウェアなどに依存している場合、YES、そうでなければNOを書きます。 |
If YES, please describe what the dependency is and why you believe it is essential for your project’s delivery. If NO, please write “No dependencies.” in this field. |
上記でYESの場合、具体的にどのようなものか、それを記載し、使用許諾もあることを記載します。NOの場合は「No dependencies.」とだけ記載します。 |
Will your project outputs be fully Open Source? | 成果物は全てオープンソースになるかどうか、YES・NOで記載します。 |
If NO, please describe which outputs are not going to be open source. If YES, please write “Project will be fully open source.” in this field. |
NOの場合はどこがオープンソースにならないのかを記載します。YESの場合は「Project will be fully open source」と記載します。 |
(2)METADATA
項目 | 解説 |
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Category of Proposal | 当てはまるカテゴリーを選びます。 |
Subcategories | 当てはまるサブカテゴリーを選びます。 |
Tags | 検索などに引っかかるようにタグをつけておきます。 |
Co-proposers | Co-proposers(共同提案者)とは、あなたのチームにはいないかもしれませんが、アドバイザー、サポーター、パートナーになることができる人です。似た項目のAdditional applicants(追加応募者)は、提案に直接責任を持つ人です。案に何か起こった時には、主体的に解決しなければなりません。 |
SDG rating | ツールを使ってSDGレートを計算して記載します。 |
(3)IMPACT
項目 | 解説 |
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Please describe your proposed solution. | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)解決したい課題の詳細(なぜCardanoにとってその解決が重要か、具体的に誰がその解決によって利益を受けるか含む) 2)課題に対して提案しているやり方が良くユニークである理由(プロジェクトへの参加者や、どのように解決されたことを証明するか含む) |
How does your proposed solution address the challenge and what benefits will this bring to the Cardano ecosystem | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)チャレンジの目的のどれに対処するものか 2)Cardanoへの影響、Cardanoエコシステムにもたらす価値を評価または定量化 プロジェクト中またはプロジェクト完了直後に、妥当な期間内に達成できるユーザー数または使用量/トランザクション数等の観点から現実的にどう達成できるか?具体的にCardanoの何の問題を解決できるのか?など。 |
How do you intend to measure the success of your project? | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)定量的または定性的に具体的にどのようなメリットがCardanoに及ぶかの計測手法 2)その計測手法が現実的である理由 ※できれば計測による見込み数値を提供します。定性的なユーザーの意見などのものでも構いません。 |
Please describe your plans to share the outputs and results of your project? | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)プロジェクトの成果・影響・機会を具体的に誰とどのように何時ごろまでにコミュニティに広めますか? 2)この成果が具体的にどのようにその後活用されると考えていますか? |
(4)CAPABILITY/ FEASIBILITY
項目 | 解説 |
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What is your capability to deliver your project with high levels of trust and accountability? | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)実行能力ーこのプロジェクトを遂行するのはあなたが最適である理由はなんですか? 2)資金管理ーこのプロジェクトに関する資金をあなたなら適切に管理できると信頼できる理由はなんですか? |
What are the main goals for the project and how will you validate if your approach is feasible? | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)プロジェクトの目標・目的は何で、どのようにしてそれを定量的・定性的に計測できますか?実証実験的なものである場合、どのようにそれを実装する予定ですか? 2)プロジェクトのアプローチ方法が実行可能なものだとどのように示せますか? |
Please provide a detailed breakdown of your project’s milestones and each of the main tasks or activities to reach the milestone plus the expected timeline for the delivery. | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)プロジェクトをいくつかのマイルストーンに分割し、各々のマイルストーンごとに「必要な時間・達成を示す基準、必要コスト・必要な活動やタスク」の4点を示します。これを証明していかないと資金供給がストップする可能性があります。 2)このマイルストーンの全体的なプロジェクト管理方法の詳細 マイルストーン記述書で、各々のマイルストーンの①リスト②達成日③調達額④成果物⑤達成の判断基準⑥達成の判断基準を示す証拠の6つを示し、それがこの提案書と乖離ないことの承認を受けるプロセスがあります。裏を返すと、この6つをこの段落で明示しておけば、そのプロセスが非常にスムーズに行われることになり、また、提案のかなりの必要な詳細が記述されることになるので、コミュニティレビュアーの評価もかなり高まることが予想されますので、できればこれらを含めておくのがオススメです。よろしければ活用ください:Project milestone table template - Google Sheets |
Please describe the deliverables, outputs and intended outcomes of each milestone. | 上述の1)の各々のマイルストーンごとの「達成を示す基準」の詳細(それによる成果物や影響)を記載します。 |
(5)RESOURCES & VALUE FOR MONEY
項目 | 解説 |
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Please provide a detailed budget breakdown of the proposed work and resources. | 「CAPABILITY/ FEASIBILITY」の3つ目の質問の1)の各々のマイルストーンごとの「必要コスト」の詳細を記載します。詳細には、マーケティング、プロジェクト管理、ドキュメンテーション、会計・法律・監査、使用予定のサードパーティのコストとその詳細も含めることを忘れないでください!多額の提案であればあるほど細かい詳細が必要です。 |
Who is in the project team and what are their roles? | 以下の2つの記載を含みますはずです。 1)チームメンバーの各々のタスク範囲(マイルストーン全て達成できること、メンバー全員がタスクを実行する意志があることを必ず確認) 2)チームメンバーの各々の経歴(Linkdinのリンクなど。Cardanoブロックチェーン以外の経歴もわかるように) |
How does the cost of the project represent value for money for the Cardano ecosystem? | 2つ前の質問で回答したコストの金額が妥当である理由について、金額が大きければ大きいほど詳細に記載します。例えばその国の平均賃金や一般的なフリーランスの料金など。コストが妥当であることを表現します。 |
(6)IMPORTANT NOTE
By submitting this application, the Applicant confirms that・・・ 承諾しないと提出できません。
SOM(マイルストーン記述書)関連ルールや手順について
6つの記載事項
各々のマイルストーンの①リスト②達成日③調達額④成果物⑤達成の判断基準⑥達成の判断基準を示す証拠
4つの設定条件
1.最小マイルストーン数:75,000 ADAまでは2個以上、 150,000 ADA までは3個以上、300,000 adaまでは4個以上、それ以上は5個以上
2.最短マイルストーン期間:1ヶ月
3.マイルストーン調達額上限;全体の5-30%(1回目は75,000 ADA または助成金額の 30% 以下)
4.最終承認マイルストーン:全マイルストーン・プロジェクト完了レポート・プロジェクト完了ビデオのレビュアーとCatalystチームの承認により完了。調達額の15%以上の割当が必要。
SOMの初期レビュー&1回目の資金受取手順:
2人以上の子ミュニティレビュアーの承認の後に、Catalystチームの最終レビューがあり、承認されたらSOM設定完了。Proof of Lifeなども完了したら、1回目の資金がもらえる。
2回目以降の資金受取手順:
2つの達成証明要素(①成果物の証拠②達成の判断基準を満たした証拠を提出)を提出したら、必要数(助成金額が 200,000 ada以下の場合は1人以上、超の場合は2人以上)のコミュニティレビュアーがまず確認し、最後にCatalystチームが最終チェックをし、資金配布が開始されます。
マイルストーンが2ヶ月以上ある場合:月額均等払いで支払われます。(例えば3ヶ月にわたるマイルストーンは3回均等支払いを受けるということ)月次進捗報告書を出し、それがCatalsytチームに承認されることを条件に資金が供給されます。
※注意:これらが遅れたら全体の支払いスケジュールが遅れます。例えば達成証明が2ヶ月遅れたら全体の資金配布スケジュールが2ヶ月遅れます。月次進捗報告書を1ヶ月遅れて2ヶ月分提出しても、翌月に2ヶ月分の資金が払われることはなく、全体として支払いスケジュールが遅れます。
※最初の30日間と最終承認マイルストーン期間中は月次進捗報告書は必要ありません。